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建設中のオーエスジーNEO新城工場概要決まる

オーエスジーNEO新城工場の外観イメージ図
オーエスジーNEO新城工場の外観イメージ図

 豊川市に本社を置く大手総合精密切削工具メーカーのオーエスジー(石川則男代表取締役社長兼CEO)は15日、新城市に新たに建設している「NEO新城工場」の概要を発表した。
 新東名高速にも近い新城市有明にある既存の新城工場の敷地内ですでに今月9日に着工しており、11月に完成予定。旧サッカー場の約1万6300平方㍍で建設中で、完成すれば同社最大の約4万8500平方㍍の新工場となる。
 すでに新城工場でも製造している超硬ドリルの売り上げが17・3%と伸びており、インドや米国、中国での工場での生産体制を刷新しても追い付かない状況。大池、豊橋工場の超硬ドリルと、八名工場の超硬タップの製造拠点を新工場に移動する。
 石川社長は、小ロットの特殊品と大ロットの量産品の生産を両立し、顧客の求める納期に応えることを実現させるため、「器としての新工場」「自動化→省人化」「無人稼働の設備」「デジタルですべてを繋(つな)ぐ」の4点でなる新プロジェクト「OSG4・0」を立ち上げると宣言。2024年度で72時間無人運転比率60%以上、稼働率85%以上、原価率10%低減の他、デジタル化のインフラ構築で受注力強化などを目指す。
 また、2019年度の設備投資額は220億円を予定しており、台湾やメキシコの工場にも新建屋を建設する。NEO新城工場の後、大池、豊橋工場もEV化を踏まえた工場への転換を進め、3~4年かけて世界で約500億円の設備投資を予定している。
(由本裕貴)

 豊川市に本社を置く大手総合精密切削工具メーカーのオーエスジー(石川則男代表取締役社長兼CEO)は15日、新城市に新たに建設している「NEO新城工場」の概要を発表した。
 新東名高速にも近い新城市有明にある既存の新城工場の敷地内ですでに今月9日に着工しており、11月に完成予定。旧サッカー場の約1万6300平方㍍で建設中で、完成すれば同社最大の約4万8500平方㍍の新工場となる。
 すでに新城工場でも製造している超硬ドリルの売り上げが17・3%と伸びており、インドや米国、中国での工場での生産体制を刷新しても追い付かない状況。大池、豊橋工場の超硬ドリルと、八名工場の超硬タップの製造拠点を新工場に移動する。
 石川社長は、小ロットの特殊品と大ロットの量産品の生産を両立し、顧客の求める納期に応えることを実現させるため、「器としての新工場」「自動化→省人化」「無人稼働の設備」「デジタルですべてを繋(つな)ぐ」の4点でなる新プロジェクト「OSG4・0」を立ち上げると宣言。2024年度で72時間無人運転比率60%以上、稼働率85%以上、原価率10%低減の他、デジタル化のインフラ構築で受注力強化などを目指す。
 また、2019年度の設備投資額は220億円を予定しており、台湾やメキシコの工場にも新建屋を建設する。NEO新城工場の後、大池、豊橋工場もEV化を踏まえた工場への転換を進め、3~4年かけて世界で約500億円の設備投資を予定している。
(由本裕貴)

オーエスジーNEO新城工場の外観イメージ図
オーエスジーNEO新城工場の外観イメージ図

カテゴリー:社会・経済

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