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東三河ドローン活用情報共有訓練

沿岸部でドローンによる撮影に臨む豊川市のスカイガードフォックス=御津1区で
沿岸部でドローンによる撮影に臨む豊川市のスカイガードフォックス=御津1区で

 東三河8市町村や地元大学でなる東三河地域防災協議会は13日、南海トラフ巨大地震による津波被害を想定したドローン(無人航空機)による情報共有訓練を実施した。豊川市防災ドローン航空隊「スカイガードフォックス」と豊橋市ドローン飛行隊「レッドゴブリンズ」が三河湾の沿岸部4カ所で撮影し、映像を他市町村にも共有した。
 豊川市御津町御幸浜の御津1区企業用地の沿岸では、隊員4人が昨年9月に東海理化から寄贈されていた中国DJI社製の「マトリス210」を飛行させた。全天候型で30倍ズームカメラ搭載の新型で、高さ150㍍、沖合1・5㌔から内陸部方面を撮影。蒲郡市のラグーナテンボスや、内陸へ約2㌔の距離にある御津中学校の校舎なども鮮明な画像で記録できた。
 この他にも、御津2区(御津町佐脇浜)、豊橋市のホテルシーパレスリゾート付近、明海町のトピー工業付近でも同様に撮影を行い、それぞれ録画した上空からの動画を動画投稿サイト「ユーチューブ」に掲載。このURLを豊川市、豊橋市の災害対策本部が他の市町村にも送信し、映像を共有した。
 災害が発生した場合、海に近い豊橋市総合体育館も物資を供給する拠点となるが、豊川市防災対策課の鈴木要介係長は「物資をもらいに行く場合、津波で何らかの危険が発生しているかもしれない。そういった時にドローンによる映像確認はとても有効になる」と話した。
(由本裕貴)

 東三河8市町村や地元大学でなる東三河地域防災協議会は13日、南海トラフ巨大地震による津波被害を想定したドローン(無人航空機)による情報共有訓練を実施した。豊川市防災ドローン航空隊「スカイガードフォックス」と豊橋市ドローン飛行隊「レッドゴブリンズ」が三河湾の沿岸部4カ所で撮影し、映像を他市町村にも共有した。
 豊川市御津町御幸浜の御津1区企業用地の沿岸では、隊員4人が昨年9月に東海理化から寄贈されていた中国DJI社製の「マトリス210」を飛行させた。全天候型で30倍ズームカメラ搭載の新型で、高さ150㍍、沖合1・5㌔から内陸部方面を撮影。蒲郡市のラグーナテンボスや、内陸へ約2㌔の距離にある御津中学校の校舎なども鮮明な画像で記録できた。
 この他にも、御津2区(御津町佐脇浜)、豊橋市のホテルシーパレスリゾート付近、明海町のトピー工業付近でも同様に撮影を行い、それぞれ録画した上空からの動画を動画投稿サイト「ユーチューブ」に掲載。このURLを豊川市、豊橋市の災害対策本部が他の市町村にも送信し、映像を共有した。
 災害が発生した場合、海に近い豊橋市総合体育館も物資を供給する拠点となるが、豊川市防災対策課の鈴木要介係長は「物資をもらいに行く場合、津波で何らかの危険が発生しているかもしれない。そういった時にドローンによる映像確認はとても有効になる」と話した。
(由本裕貴)

沿岸部でドローンによる撮影に臨む豊川市のスカイガードフォックス=御津1区で
沿岸部でドローンによる撮影に臨む豊川市のスカイガードフォックス=御津1区で

カテゴリー:社会・経済

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