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県など「春の全国交通安全運動」出発式

交通安全を呼び掛ける西城幼稚園の園児らとドナルド・マクドナルド
交通安全を呼び掛ける西城幼稚園の園児らとドナルド・マクドナルド

 県と県交通安全推進協議会(会長・大村秀章知事)は10日、「春の全国交通安全運動」の出発式を県庁本庁舎正面玄関前で行った。
 同交通安全運動は11日から20日までの10日間、交通事故防止を徹底することを目的に実施。子どもの安全な通行確保、高齢者ドライバーの事故防止、飲酒運転の根絶などを重点目標に掲げている。
 大村知事は、8日に保育園児2人が死亡した滋賀県大津市の事故に触れ「大変痛ましい事故。こうしたことが二度と起こらないように県民一丸となって交通安全運動に取り組み、子ども達が事故に巻き込まれないようしたい」とあいさつした。
 また、加藤達也県警本部長は「5月は飲酒運転が最も多い月。取り締まりを強化して効果を上げたい」と述べた。
 この日は、名古屋市西区の西城幼稚園児らとマクドナルドのキャラクター、ドナルド・マクドナルドも出席。「横断歩道 歩行者見たら まず止まれ!」と声を合わせドライバーへ安全運転を呼び掛けた。
 さらに、日本マクドナルド中日本地区本部の森川典明本部長は、交通安全啓発のためのトレイマットを披露。同交通安全運動の期間中、県内マクドナルド全店で使用される。
 最後に警察音楽隊の演奏と共に県警白バイ隊10台がパトロールに出発。出席者らが大きな拍手で見送った。
 式の後、大村知事、松川浩明県議会代表らは、本庁舎正面玄関前の道路で「運転にゆとりと思いやりを」と書かれたサイン板を掲げ、ドライバーに対し啓発キャンペーンを行った。
 西城幼稚園へ子どもを通わせている名古屋市在住の30代女性は「子どもを自転車で送り迎えしているが、横断歩道を渡る時に運転手がこちらを見ずに出てくることがある。明日は我が身だと思って気を付けたい」と安全意識を高めた様子だった。
 今年の県内交通事故死者数は9日現在、44人(昨年同期比21人減)で全国ワースト5位。いまだ事故死の多い状況が続いている。
(木村裕貴)

 県と県交通安全推進協議会(会長・大村秀章知事)は10日、「春の全国交通安全運動」の出発式を県庁本庁舎正面玄関前で行った。
 同交通安全運動は11日から20日までの10日間、交通事故防止を徹底することを目的に実施。子どもの安全な通行確保、高齢者ドライバーの事故防止、飲酒運転の根絶などを重点目標に掲げている。
 大村知事は、8日に保育園児2人が死亡した滋賀県大津市の事故に触れ「大変痛ましい事故。こうしたことが二度と起こらないように県民一丸となって交通安全運動に取り組み、子ども達が事故に巻き込まれないようしたい」とあいさつした。
 また、加藤達也県警本部長は「5月は飲酒運転が最も多い月。取り締まりを強化して効果を上げたい」と述べた。
 この日は、名古屋市西区の西城幼稚園児らとマクドナルドのキャラクター、ドナルド・マクドナルドも出席。「横断歩道 歩行者見たら まず止まれ!」と声を合わせドライバーへ安全運転を呼び掛けた。
 さらに、日本マクドナルド中日本地区本部の森川典明本部長は、交通安全啓発のためのトレイマットを披露。同交通安全運動の期間中、県内マクドナルド全店で使用される。
 最後に警察音楽隊の演奏と共に県警白バイ隊10台がパトロールに出発。出席者らが大きな拍手で見送った。
 式の後、大村知事、松川浩明県議会代表らは、本庁舎正面玄関前の道路で「運転にゆとりと思いやりを」と書かれたサイン板を掲げ、ドライバーに対し啓発キャンペーンを行った。
 西城幼稚園へ子どもを通わせている名古屋市在住の30代女性は「子どもを自転車で送り迎えしているが、横断歩道を渡る時に運転手がこちらを見ずに出てくることがある。明日は我が身だと思って気を付けたい」と安全意識を高めた様子だった。
 今年の県内交通事故死者数は9日現在、44人(昨年同期比21人減)で全国ワースト5位。いまだ事故死の多い状況が続いている。
(木村裕貴)

交通安全を呼び掛ける西城幼稚園の園児らとドナルド・マクドナルド
交通安全を呼び掛ける西城幼稚園の園児らとドナルド・マクドナルド

カテゴリー:社会・経済

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