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豊川で河野外務大臣が講演

今枝氏㊧の支持者を前に、外交について語る河野大臣=プリエールで
今枝氏㊧の支持者を前に、外交について語る河野大臣=プリエールで

 自民党愛知14区選出の今枝宗一郎衆院議員(35)の後援会による「今枝宗一郎君を育てる会」が26日夜、豊川市のゲストハウス・プリエールで開かれ、河野太郎外務大臣(56)が講演した。北朝鮮問題などについての政府の外交方針を語った。
 2017(平成29)年夏から外務大臣として150カ国以上を歴訪している河野氏。米国トランプ大統領が来日中というタイミングでの東三河来訪に、出席した約500人から大きな拍手で迎えられた。
 懸案事項の北朝鮮問題に関し、ベトナムでの米朝首脳会談後は進展がない状況で、北朝鮮はミサイル発射実験を再開する動きも見せているが、河野氏は「トランプ大統領の考えで、経済が発展したベトナムを金正恩委員長に見てもらうことで、正しい判断をすれば北朝鮮も経済が発展することを認識させたかった。安保理による制裁を続けて、国際社会が金委員長に判断を迫っている状況だ」と説明した。
 その上で、北朝鮮が東シナ海での瀬取り、労働者による外国での外貨稼ぎ、仮想通貨へのサイバー攻撃で制裁逃れをしていると指摘。中国やロシアにも協力を呼び掛けており「抜け道を防ぎ、正しい決断を迫ることを続ける」と強調した。
 また、最近は徴用工問題などでもめている韓国との関係についても、河野氏は同国のカン・ギョンファ外相とは良好な関係を維持しているとし「韓国からは750万人が来て、日本からは250万人以上が訪れている。1000万人以上の行き来は初めてで、国民同士の交流は今が一番いいと言える」と話した。
 そして、今年は27カ国の国家元首らが集まる大阪G20サミットや、ラグビーW杯が控えていることに「これから外交の季節。日本の平和と安全を守り、経済発展を後押しするように頑張りたい」と意気込んだ。そして今枝氏に「大きな仕事を任された時に、地元が『心配するな』と送り出してほしい。小泉進次郎か、今枝かと言われる時代が来る」と支援を呼び掛けた。
(由本裕貴)

 自民党愛知14区選出の今枝宗一郎衆院議員(35)の後援会による「今枝宗一郎君を育てる会」が26日夜、豊川市のゲストハウス・プリエールで開かれ、河野太郎外務大臣(56)が講演した。北朝鮮問題などについての政府の外交方針を語った。
 2017(平成29)年夏から外務大臣として150カ国以上を歴訪している河野氏。米国トランプ大統領が来日中というタイミングでの東三河来訪に、出席した約500人から大きな拍手で迎えられた。
 懸案事項の北朝鮮問題に関し、ベトナムでの米朝首脳会談後は進展がない状況で、北朝鮮はミサイル発射実験を再開する動きも見せているが、河野氏は「トランプ大統領の考えで、経済が発展したベトナムを金正恩委員長に見てもらうことで、正しい判断をすれば北朝鮮も経済が発展することを認識させたかった。安保理による制裁を続けて、国際社会が金委員長に判断を迫っている状況だ」と説明した。
 その上で、北朝鮮が東シナ海での瀬取り、労働者による外国での外貨稼ぎ、仮想通貨へのサイバー攻撃で制裁逃れをしていると指摘。中国やロシアにも協力を呼び掛けており「抜け道を防ぎ、正しい決断を迫ることを続ける」と強調した。
 また、最近は徴用工問題などでもめている韓国との関係についても、河野氏は同国のカン・ギョンファ外相とは良好な関係を維持しているとし「韓国からは750万人が来て、日本からは250万人以上が訪れている。1000万人以上の行き来は初めてで、国民同士の交流は今が一番いいと言える」と話した。
 そして、今年は27カ国の国家元首らが集まる大阪G20サミットや、ラグビーW杯が控えていることに「これから外交の季節。日本の平和と安全を守り、経済発展を後押しするように頑張りたい」と意気込んだ。そして今枝氏に「大きな仕事を任された時に、地元が『心配するな』と送り出してほしい。小泉進次郎か、今枝かと言われる時代が来る」と支援を呼び掛けた。
(由本裕貴)

今枝氏㊧の支持者を前に、外交について語る河野大臣=プリエールで
今枝氏㊧の支持者を前に、外交について語る河野大臣=プリエールで

カテゴリー:社会・経済 / 政治・行政

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