美博で「豊橋ゆかりのアスリート展」

　地元ゆかりのアスリートを応援しよう－。豊橋市美術博物館第3展示室で11日、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会へＧO!　豊橋ゆかりのアスリート展」が始まった。オリンピック・パラリンピックを目指す、豊橋ゆかりのアスリートらの写真や関連資料を紹介している。16日まで。
　オリンピック・パラリンピック出場に向けて各種競技の選考大会が始まるのを前に、選手に応援の気持ちを送ると共に、市民に頑張っている地元アスリートを広く知ってもらうことを目的に開いた展示会。市や市民の撮影、家族の協力による多くの写真やユニフォームなどを展示している。
　応援しているのは、鈴木亜由子（マラソン）、三浦弦太（サッカー）、高田真希(バスケットボール）、馬瓜エブリン(同）、馬瓜ステファニー(同）、三浦凪砂（セーリング）、尾矢二千花（フェンシング）、尾矢陽太（同）、深谷知広(自転車競技）の各選手。国内・国際大会での様子や練習、表敬訪問などの写真を並べているほか、豊橋市のホストタウンの相手国であるリトアニア共和国のゴールボール代表の豊橋市でのトレーニングキャンプの様子を撮った写真なども紹介。初日から多くのファンが観賞に訪れているほか､選手の家族も足を運んでいるという。
　会場内には、各選手に向けた応援メッセージを書くコーナーもあり、来場者が激励のコメントを書き込んでいる。メッセージは市が関係者を通じて選手の元に届ける予定。
　(田中博子）