豊橋の植田文化協会が40周年式典

　豊橋市の植田文化協会（野中正人会長）の40周年記念式典が３日、同市立植田小学校体育館で開かれた。会場などでは校区文化祭もあり、住民らが発表した芸能や作品が節目を彩った。
　同協会は１９７６（昭和51）年に設立、現在は15の部会が活動する。
　式典では、野中会長が「豊橋市制も１１０周年を迎え、記念の年。春には40周年記念の梅田川ウオーキングを開催し、小学生の低学年から80歳まで約１００人が参加した。長い期間、活動できるのも住民の支援のたまもの。50周年に向け、頑張っていく」とあいさつした。
　植田校区自治会の白井正敏会長は「地域の活性化を図る上で文化協会は存在価値の高い団体。今後も気楽に参加できる地域に根ざしたイベントを」と一層の活動に期待を寄せた。
　市地域文化振興活動功労を受賞した役員の園部悦代さんが紹介されたほか、部会の活動10年で10の部会、文化協会に協力した植田郵便局、中澤新聞店が表彰された。
　式典後、会場では芸能大会が始まり、住民や子どもたちが歌や演奏、舞踊などで日頃の成果を披露。同会場や校区市民館では写真や書などの力作が並んだ。
　表彰された部会は次の通り。
　池清お花、植田カラオケ、こだま会、詩吟部、箏曲部、大正琴ふれあい教室、はなかつみ、埴土短歌会、ふれんど会、古里を歩こう会
（中村晋也）