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蒲郡市形原地区の「あじさいくるりんバス」が新ルートで運行開始

新設されたバス停に停車し通院者を乗せる「あじさいくるりんバス」=蒲郡市一色町で
新設されたバス停に停車し通院者を乗せる「あじさいくるりんバス」=蒲郡市一色町で

 蒲郡市形原地区で走る支線バス「あじさいくるりんバス」が2日、新しいルートで運行を始めた。住民らの声を受けて新しい地域に停留所を設けて病院などへの行き来を良くさせた。運営に携わる地元団体は「お年寄りが出歩く機会を作り出し、みんなで育てていきたい」と目を輝かせている。
 バスは市などでつくる地域公共交通会議が2015年4月に運行。形原地区公共交通協議会が管理して週3日走っている。乗客定員9人のジャンボタクシー1台で形原公民館を発着点に名鉄蒲郡線の三河鹿島、形原の両駅などを結び、1日6便走らせている。今年度は12月までに2896人が利用しており、前年同時期に比べ584人増えている。
 協議会では停留所ごとの利用者数を分析して乗降者が少ない地区の停留所を廃止した。 新しいルートは幸田町境に位置する一色町地内にある病院に停留所を設けた。同町内には「かんだ整形外科」が開院し、地元住民が通院するためのものと病院の近隣住民が乗り降りできるよう新設した。2日には同病院への通院のために利用した客も見られた。
 天野忠則会長は「常連客も見られ、現在は毎日走ってほしいなど便数増を望む声もある。より利便性を高めていきたい」と話している。
(安藤聡)

 蒲郡市形原地区で走る支線バス「あじさいくるりんバス」が2日、新しいルートで運行を始めた。住民らの声を受けて新しい地域に停留所を設けて病院などへの行き来を良くさせた。運営に携わる地元団体は「お年寄りが出歩く機会を作り出し、みんなで育てていきたい」と目を輝かせている。
 バスは市などでつくる地域公共交通会議が2015年4月に運行。形原地区公共交通協議会が管理して週3日走っている。乗客定員9人のジャンボタクシー1台で形原公民館を発着点に名鉄蒲郡線の三河鹿島、形原の両駅などを結び、1日6便走らせている。今年度は12月までに2896人が利用しており、前年同時期に比べ584人増えている。
 協議会では停留所ごとの利用者数を分析して乗降者が少ない地区の停留所を廃止した。 新しいルートは幸田町境に位置する一色町地内にある病院に停留所を設けた。同町内には「かんだ整形外科」が開院し、地元住民が通院するためのものと病院の近隣住民が乗り降りできるよう新設した。2日には同病院への通院のために利用した客も見られた。
 天野忠則会長は「常連客も見られ、現在は毎日走ってほしいなど便数増を望む声もある。より利便性を高めていきたい」と話している。
(安藤聡)

新設されたバス停に停車し通院者を乗せる「あじさいくるりんバス」=蒲郡市一色町で
新設されたバス停に停車し通院者を乗せる「あじさいくるりんバス」=蒲郡市一色町で

カテゴリー:社会・経済

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