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福祉を身近に「いきいきフェスタ」

「あきらめない心」をテーマに講演する伊藤さん=ライフポートとよはしで
「あきらめない心」をテーマに講演する伊藤さん=ライフポートとよはしで
バザーや模擬店、各種体験などのブースを設けた会場=同
バザーや模擬店、各種体験などのブースを設けた会場=同

 豊橋市が定める“市民福祉の日(8月22日)”の記念行事「いきいきフェスタ2019」(同フェスタ実行委・豊橋市・同市社協主催)が25日、ライフポートとよはしで開かれた。障害当事者や福祉施設・団体、学生・一般・団体ボランティア、関心のある市民ら多くの参加者でにぎわった。
 市民に“福祉”を身近に感じ、理解してもらおうと1993(平成5)年から続く恒例事業で、今年で27回目。毎年、多彩な企画や情報発信の場など設け、交流の輪を広げている。
 午前10時からの「社会福祉大会」では社会福祉活動顕彰、社会福祉協議会会長表彰など、日頃から福祉活動に尽力している個人・団体を顕彰。続く記念講演では、日本初の義手の看護師で、北京・ロンドンパラリンピック競泳日本代表の伊藤真波さんが「あきらめない心」と題して講演。伊藤さんは自身の生い立ち、看護婦になるという目標を持ったこと、素敵な恩師との出会いから、悲惨なバイク事故、右手を失っても看護師になる夢を諦めずに学校に通ったことなどを順に説明。映像で子育てに奮闘する姿なども紹介し、詰めかけた聴衆は熱心に話に耳を傾けていた。
 会場内では、障害や認知症など福祉に関する啓発・展示コーナーや相談コーナー、映画上映、障害当事者団体らによるステージ発表、バザーや模擬店、車いすや手話、点字、要約筆記、ガイドヘルプといった福祉体験、各種遊びのコーナーなどが設けられ、来場者が楽しみながら福祉について学んでいた。
(田中博子)

 豊橋市が定める“市民福祉の日(8月22日)”の記念行事「いきいきフェスタ2019」(同フェスタ実行委・豊橋市・同市社協主催)が25日、ライフポートとよはしで開かれた。障害当事者や福祉施設・団体、学生・一般・団体ボランティア、関心のある市民ら多くの参加者でにぎわった。
 市民に“福祉”を身近に感じ、理解してもらおうと1993(平成5)年から続く恒例事業で、今年で27回目。毎年、多彩な企画や情報発信の場など設け、交流の輪を広げている。
 午前10時からの「社会福祉大会」では社会福祉活動顕彰、社会福祉協議会会長表彰など、日頃から福祉活動に尽力している個人・団体を顕彰。続く記念講演では、日本初の義手の看護師で、北京・ロンドンパラリンピック競泳日本代表の伊藤真波さんが「あきらめない心」と題して講演。伊藤さんは自身の生い立ち、看護婦になるという目標を持ったこと、素敵な恩師との出会いから、悲惨なバイク事故、右手を失っても看護師になる夢を諦めずに学校に通ったことなどを順に説明。映像で子育てに奮闘する姿なども紹介し、詰めかけた聴衆は熱心に話に耳を傾けていた。
 会場内では、障害や認知症など福祉に関する啓発・展示コーナーや相談コーナー、映画上映、障害当事者団体らによるステージ発表、バザーや模擬店、車いすや手話、点字、要約筆記、ガイドヘルプといった福祉体験、各種遊びのコーナーなどが設けられ、来場者が楽しみながら福祉について学んでいた。
(田中博子)

「あきらめない心」をテーマに講演する伊藤さん=ライフポートとよはしで
「あきらめない心」をテーマに講演する伊藤さん=ライフポートとよはしで
バザーや模擬店、各種体験などのブースを設けた会場=同
バザーや模擬店、各種体験などのブースを設けた会場=同

カテゴリー:社会・経済

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