豊橋のブランド梨「あきづき」食べ頃
豊橋市小島町産のブランド梨「あきづき」が旬を迎え、JAあぐりパーク食彩村(豊橋市東七根町)の店頭に並んでいる。
秋に収穫され、月のように丸みを帯びている形から「あきづき」と呼ばれ、シャリシャリ感とみずみずしさが特徴の新種ブランド。9月中旬から下旬の今が食べ頃だ。
小島町で果物農家を営む農家歴10年の朝倉孝樹さん(46)は、食彩村で「あきづき」を販売。「今年の梨の収穫量は約400㌔でほぼ例年通り。長梅雨によって日照不足や根が傷みやすい状況だったため、葉から養分が取れるよう液体肥料を水に溶かしてスプリンクラーでまいた」と話す。
朝倉さんは農法について「こだわりだけでは駄目。気候変動に合わせて肥料の種類やタイミングを変えなければいけない。良い農法があれば、どんどん取り入れるようにしている」と語る。
住宅メーカーの設計士だった朝倉さんは10年前、祖父の代から続く果物農家を継いだ。「農業が面白そうだと思った。お客さんの趣味・趣向に合わさて家をつくるのと気候変動に合わせて梨をつくるのは似ている。どの化学物質が栄養になるのか、日々トライアンドエラーを繰り返しています」と笑顔を見せる。
「あきづき」は1㌔約1000円。食彩村で限定販売する。朝倉さんは「よく冷やして大きめに切って食べると食べごたえがあっておいしい。ぜひ1度食彩村へ足を運んでほしい」と呼び掛けている。
厳しい長梅雨を耐え抜いた「あきづき」の果汁が残暑で乾いた喉を潤してくれる。
(木村裕貴)
豊橋市小島町産のブランド梨「あきづき」が旬を迎え、JAあぐりパーク食彩村(豊橋市東七根町)の店頭に並んでいる。
秋に収穫され、月のように丸みを帯びている形から「あきづき」と呼ばれ、シャリシャリ感とみずみずしさが特徴の新種ブランド。9月中旬から下旬の今が食べ頃だ。
小島町で果物農家を営む農家歴10年の朝倉孝樹さん(46)は、食彩村で「あきづき」を販売。「今年の梨の収穫量は約400㌔でほぼ例年通り。長梅雨によって日照不足や根が傷みやすい状況だったため、葉から養分が取れるよう液体肥料を水に溶かしてスプリンクラーでまいた」と話す。
朝倉さんは農法について「こだわりだけでは駄目。気候変動に合わせて肥料の種類やタイミングを変えなければいけない。良い農法があれば、どんどん取り入れるようにしている」と語る。
住宅メーカーの設計士だった朝倉さんは10年前、祖父の代から続く果物農家を継いだ。「農業が面白そうだと思った。お客さんの趣味・趣向に合わさて家をつくるのと気候変動に合わせて梨をつくるのは似ている。どの化学物質が栄養になるのか、日々トライアンドエラーを繰り返しています」と笑顔を見せる。
「あきづき」は1㌔約1000円。食彩村で限定販売する。朝倉さんは「よく冷やして大きめに切って食べると食べごたえがあっておいしい。ぜひ1度食彩村へ足を運んでほしい」と呼び掛けている。
厳しい長梅雨を耐え抜いた「あきづき」の果汁が残暑で乾いた喉を潤してくれる。
(木村裕貴)