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豊橋生まれの女神のほほえみ稲刈り

稲刈りをする家族=豊橋市中原町で
稲刈りをする家族=豊橋市中原町で

 生産者や卸業者、販売店が一体となってブランド化を目指している豊橋生まれの米「女神のほほえみ」の稲刈りイベントが14日、豊橋市中原町で行われ、田植えをした家族連れらが体験した。
 女神のほほえみは、成長過程で出穂(しゅっすい)時に銀色の芒(のぎ)が生え、実りの頃には稲穂が黄金色に変わる。特別変異米で、7年前、生産者の会の河合晃会長が栽培中の田んぼで偶然見つけた。昨年1月、イネ種として品種登録(豊橋1号)された。「めったにない」という大粒で程良い甘みに、炊飯後も劣化しにくいのが特長だ。
 女神のほほえみを身近に感じてもらおうと、この品種が発見された田んぼで5月に田植えを行い、この日は家族連れ、職場仲間ら約30グループ、約100人が参加した。
 こうべを垂れた稲穂が広がり、参加者は稲の根元を持ってカマを引く感じで刈り取り、数株をひもで束ね、はざに掛けていった。残暑の中、家族や仲間の中で手分けしながら取り組んでいた。
 小学1年生と3年生の子どもと稲を刈っていた母親は「子どもたちは初めての体験。炊き上がったものしか見たことがなかったので、お米ができる過程を知ってもらいたかった。大切に食べてくれれば」といい、「女神のほほえみは今まで知らなかったですが、とてもおいしかったです」と話した。
 昼食には、女神のほほえみの新米で作ったおにぎりに、豚汁が振る舞われ、後日、新米5㌔が参加者に送られる。
 生産者は東三河だけでなく、尾張部にも広がり、15戸ほどが栽培。認定販売店も名古屋、東京などに拡大している。新米は10月1日から販売の予定。
(中村晋也)

 生産者や卸業者、販売店が一体となってブランド化を目指している豊橋生まれの米「女神のほほえみ」の稲刈りイベントが14日、豊橋市中原町で行われ、田植えをした家族連れらが体験した。
 女神のほほえみは、成長過程で出穂(しゅっすい)時に銀色の芒(のぎ)が生え、実りの頃には稲穂が黄金色に変わる。特別変異米で、7年前、生産者の会の河合晃会長が栽培中の田んぼで偶然見つけた。昨年1月、イネ種として品種登録(豊橋1号)された。「めったにない」という大粒で程良い甘みに、炊飯後も劣化しにくいのが特長だ。
 女神のほほえみを身近に感じてもらおうと、この品種が発見された田んぼで5月に田植えを行い、この日は家族連れ、職場仲間ら約30グループ、約100人が参加した。
 こうべを垂れた稲穂が広がり、参加者は稲の根元を持ってカマを引く感じで刈り取り、数株をひもで束ね、はざに掛けていった。残暑の中、家族や仲間の中で手分けしながら取り組んでいた。
 小学1年生と3年生の子どもと稲を刈っていた母親は「子どもたちは初めての体験。炊き上がったものしか見たことがなかったので、お米ができる過程を知ってもらいたかった。大切に食べてくれれば」といい、「女神のほほえみは今まで知らなかったですが、とてもおいしかったです」と話した。
 昼食には、女神のほほえみの新米で作ったおにぎりに、豚汁が振る舞われ、後日、新米5㌔が参加者に送られる。
 生産者は東三河だけでなく、尾張部にも広がり、15戸ほどが栽培。認定販売店も名古屋、東京などに拡大している。新米は10月1日から販売の予定。
(中村晋也)

稲刈りをする家族=豊橋市中原町で
稲刈りをする家族=豊橋市中原町で

カテゴリー:社会・経済

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