豊橋特産・次郎柿の出荷始まる
柿の産地、豊橋市で生産量全国一を誇る次郎柿の出荷が始まった。1世紀以上にわたって栽培が受け継がれ、JA豊橋の関係者は「自慢の次郎を味わって」と話している。
次郎柿は、やや角張った平たい形が特長で、歯ごたえがあり、コクのある甘さで親しまれている。
大正時代から作っている石巻地区の農家を中心にしたJA豊橋柿部会は、約350人が約198㌶で栽培。今季は裏年で、冬の干ばつなどの影響もあって生産量は昨年より少ないが、春以降、順調に生育し例年通りの品質という。23万3000ケース(1ケース10㌔)の出荷を見込んでいる。
石巻本町のJA豊橋第6事業所(総合集出荷場)では、パートの女性らが生産者から持ち込まれた次郎柿の選果作業に忙しい。傷などを目視で手際よく確認し、大きさなどはセンサーで判別。箱詰めされ、主に京浜や中京、京阪神地区などの市場へ送られる。
来週後半から11月上旬にかけて最盛期を迎える。
柿部会は、227㌶で次郎や西村早生、新品種の陽豊などを生産している。
(中村晋也)
柿の産地、豊橋市で生産量全国一を誇る次郎柿の出荷が始まった。1世紀以上にわたって栽培が受け継がれ、JA豊橋の関係者は「自慢の次郎を味わって」と話している。
次郎柿は、やや角張った平たい形が特長で、歯ごたえがあり、コクのある甘さで親しまれている。
大正時代から作っている石巻地区の農家を中心にしたJA豊橋柿部会は、約350人が約198㌶で栽培。今季は裏年で、冬の干ばつなどの影響もあって生産量は昨年より少ないが、春以降、順調に生育し例年通りの品質という。23万3000ケース(1ケース10㌔)の出荷を見込んでいる。
石巻本町のJA豊橋第6事業所(総合集出荷場)では、パートの女性らが生産者から持ち込まれた次郎柿の選果作業に忙しい。傷などを目視で手際よく確認し、大きさなどはセンサーで判別。箱詰めされ、主に京浜や中京、京阪神地区などの市場へ送られる。
来週後半から11月上旬にかけて最盛期を迎える。
柿部会は、227㌶で次郎や西村早生、新品種の陽豊などを生産している。
(中村晋也)