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豊橋で小中学生の話し方大会

最優秀賞などに選ばれた受賞者の皆さん=高師台中学校で
最優秀賞などに選ばれた受賞者の皆さん=高師台中学校で

 豊橋市小・中学生話し方大会(豊橋市教育委員会、豊橋西ライオンズクラブ共催)が8日、市立高師台中学校で開かれ、児童と生徒の15人が自分を成長させた体験や命の大切さを、観客に思いが届くよう感情を込めて話した。
 作文による審査を通過した市内の小・中学校の代表者が出場。幸、天伯の両小学校の児童と同中学校の生徒が見守る中、児童は5分、生徒は7分の制限時間内で披露した。山西正泰教育長や教員らが内容と表現力、態度を計100点で審査した。
 最優秀賞に選ばれたブラジル人の母と日本人の父を持つ川本有沙さん(東陽中1)は、習慣と言語の違いから外国人との間に問題が生じているとして、多文化共生を目指して校内で行う取り組みを紹介。古代ギリシャの哲学者ソクラテスの言葉を用いて「みんな世界市民。住んでいる外国人と触れ合ってほしい」と呼び掛けた。
 もう1人の受賞者、中村光里さん(芦原小6)は、バリアフリー化実現に奔走してきた身体障害者の曾祖父や、人助けに迷いがない自分の母親から、困っている人を助けるために一歩踏み出す勇気をもらったと話し、「思いやりの心を大切にして優しい社会をつくる一員になりたい」と決意を述べた。
 他にも、手話を交え、熱のある言葉で障害者との交流を語った中根あさひさん(高師台中1)や祖父との別れを誠実な言葉でつづった長谷川晴一さん(大崎小5)、死の悲しみと生の喜びについて話した大橋楓花さん(杉山小5)の3人は、豊橋西ライオンズクラブ会長賞を受賞した。
 大会は今年で48回目。子どもたちの発信力やコミュニケーション力を養う目的で行われている。
(飯塚雪)

 豊橋市小・中学生話し方大会(豊橋市教育委員会、豊橋西ライオンズクラブ共催)が8日、市立高師台中学校で開かれ、児童と生徒の15人が自分を成長させた体験や命の大切さを、観客に思いが届くよう感情を込めて話した。
 作文による審査を通過した市内の小・中学校の代表者が出場。幸、天伯の両小学校の児童と同中学校の生徒が見守る中、児童は5分、生徒は7分の制限時間内で披露した。山西正泰教育長や教員らが内容と表現力、態度を計100点で審査した。
 最優秀賞に選ばれたブラジル人の母と日本人の父を持つ川本有沙さん(東陽中1)は、習慣と言語の違いから外国人との間に問題が生じているとして、多文化共生を目指して校内で行う取り組みを紹介。古代ギリシャの哲学者ソクラテスの言葉を用いて「みんな世界市民。住んでいる外国人と触れ合ってほしい」と呼び掛けた。
 もう1人の受賞者、中村光里さん(芦原小6)は、バリアフリー化実現に奔走してきた身体障害者の曾祖父や、人助けに迷いがない自分の母親から、困っている人を助けるために一歩踏み出す勇気をもらったと話し、「思いやりの心を大切にして優しい社会をつくる一員になりたい」と決意を述べた。
 他にも、手話を交え、熱のある言葉で障害者との交流を語った中根あさひさん(高師台中1)や祖父との別れを誠実な言葉でつづった長谷川晴一さん(大崎小5)、死の悲しみと生の喜びについて話した大橋楓花さん(杉山小5)の3人は、豊橋西ライオンズクラブ会長賞を受賞した。
 大会は今年で48回目。子どもたちの発信力やコミュニケーション力を養う目的で行われている。
(飯塚雪)

最優秀賞などに選ばれた受賞者の皆さん=高師台中学校で
最優秀賞などに選ばれた受賞者の皆さん=高師台中学校で

カテゴリー:社会・経済

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