田原の“お宝”紹介

　田原市街地の逸話や歴史、地元商店と店主、名物などを“お宝”として紹介したマップ「たはら・とれじゃーどこじゃーマップ」が完成した。
　地元商店街の店主や商業者など、有志の男女19人でつくる「ＴＡＨＡＲＡじゃんだらクルーズ」によるプロデュース。市内外の人たちにまちを知ってもらい、誘客や人の回遊性を高める狙い。
“お宝”はメンバー同士で見聞きしたり、現地取材で掘り起こした。全体で意見交換を重ねるなどして編集し、まとめた。各商店主の似顔絵イラストに人物像も添えて紹介するなど、人にも焦点を当てた内容。
　19日午前10時から渥美線三河田原駅前で配布するほか、20日までに掲載店舗や市内道の駅に置くという。
　制作メンバーの１人、大久保直宏さん（42）は「内容に厚みがあって見応えがある。幅広い年代に楽しんでもらえることを期待している」と話した。
（千葉敬也）