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豊川のJAひまわり職員が救命講習参加

人形を使った救命講習を受ける職員(JAひまわり提供)
人形を使った救命講習を受ける職員(JAひまわり提供)

 豊川市のJAひまわり(権田晃範組合長)は9月から10月にかけて、豊川市消防署による救命講習に職員314人が参加した。
 心肺蘇生によって生存率や社会復帰する可能性が高くなることを学んだ後、実際に患者を模した人形を使って胸骨圧迫や、AED(自動体外式除細動器)の取り扱い方を学んだ。
 同JAでは本支店や営農センターに計18台のAEDを設置しており、消防の「緊急ホッとステーション」に登録されている。緊急時に職員がAEDを使って心肺蘇生ができるよう、2012(平成24)年から毎年講習を実施している。また、3年に一度は災害時に備え、包帯などを利用した応急処置の研修も行っている。
 昨年市内では心拍停止事案が89件発生。心肺蘇生を受けた患者の半年後の生存者は9人だったが、受けなかった患者の生存率は0%だった。消防は、通報から救急車が到着するまでの平均時間の約8・6分内に応急手当てをする重要性を広めている。
 受講したグリーンセンター職員は「高齢者の利用が多いことから、地域の方が安心してお店にきていただくためにも心肺蘇生の知識や技術は重要だと改めて感じた」と話した。
(由本裕貴)

 豊川市のJAひまわり(権田晃範組合長)は9月から10月にかけて、豊川市消防署による救命講習に職員314人が参加した。
 心肺蘇生によって生存率や社会復帰する可能性が高くなることを学んだ後、実際に患者を模した人形を使って胸骨圧迫や、AED(自動体外式除細動器)の取り扱い方を学んだ。
 同JAでは本支店や営農センターに計18台のAEDを設置しており、消防の「緊急ホッとステーション」に登録されている。緊急時に職員がAEDを使って心肺蘇生ができるよう、2012(平成24)年から毎年講習を実施している。また、3年に一度は災害時に備え、包帯などを利用した応急処置の研修も行っている。
 昨年市内では心拍停止事案が89件発生。心肺蘇生を受けた患者の半年後の生存者は9人だったが、受けなかった患者の生存率は0%だった。消防は、通報から救急車が到着するまでの平均時間の約8・6分内に応急手当てをする重要性を広めている。
 受講したグリーンセンター職員は「高齢者の利用が多いことから、地域の方が安心してお店にきていただくためにも心肺蘇生の知識や技術は重要だと改めて感じた」と話した。
(由本裕貴)

人形を使った救命講習を受ける職員(JAひまわり提供)
人形を使った救命講習を受ける職員(JAひまわり提供)

カテゴリー:社会・経済

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