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豊橋の鈴木さん SB全日本王座4階級制覇

カテゴリー:スポーツ

4階級制覇を成し遂げた鈴木さん=豊橋市東田町のベルウッドジムで
4階級制覇を成し遂げた鈴木さん=豊橋市東田町のベルウッドジムで

 豊橋市立石巻中学校2年の鈴木瑠星さん(14)=ベルウッドジム所属=が、東京・浅草花やしきで1日に行われた「アマチュアシュートボクシング(SB)全日本王座決定トーナメント2019」のジュニア40㌔級で優勝した。小学校2年生から出場を続け、これで4階級制覇を達成。「夢は世界チャンピオン」と闘志を燃やし、日々練習に励んでいる。
 シュートボクシングはパンチ、キックに加え、投げ技や立った状態での関節技が認められた立ち技総合格闘技で、全日本はアマチュア最大級の大会。鈴木さんは小学3年生のとき25㌔級、同5年で30㌔級、昨年は35㌔級で優勝している。
 鈴木さんは6月に名古屋であった予選で優勝。中部代表として、全国を勝ち上がった3選手とトーナメントで争った。
 決勝の相手は同世代では群を抜いている選手で、1度負けたことのある因縁の相手。準決勝で足にけがを負い、1ラウンド目は慎重になっていた鈴木さんだったが、2ラウンド目、左フックが決まり、焦る相手に得意のパンチで猛攻。投げによる「シュートポイント」が加算され、判定勝ちをつかんだ。ベストファイト賞にも選出され、「優勝と同じくらい、相手選手に勝てたことがうれしかった」と力を込める。
 格闘技との出会いは幼稚園のとき。父親と観戦したSBの試合で「かっこいい」と心を奪われ、小学1年生で市内のジムの門をたたいた。今は小3から指導を受ける現役のプロで元SB世界スーパーライト級王者の鈴木博昭代表 (35)が今年6月、同市東田町にオープンさせたジムで鍛錬を積む。
 ほぼ毎日3時間ほどの練習を欠かさず、得意のパンチに磨きをかける。暇さえあれば格闘技の動画を見て、試合のイメージを膨らまし、SBに情熱を注ぎ続ける鈴木さん。鈴木代表も「好きという気持ちで努力して、センスが磨かれている」と太鼓判を押す努力家だ。
 鈴木さんは「まずは5階級制覇。将来はプロになって、世界チャンピオンが目標です」と力強く前を見据えた。
(飯塚雪)

 豊橋市立石巻中学校2年の鈴木瑠星さん(14)=ベルウッドジム所属=が、東京・浅草花やしきで1日に行われた「アマチュアシュートボクシング(SB)全日本王座決定トーナメント2019」のジュニア40㌔級で優勝した。小学校2年生から出場を続け、これで4階級制覇を達成。「夢は世界チャンピオン」と闘志を燃やし、日々練習に励んでいる。
 シュートボクシングはパンチ、キックに加え、投げ技や立った状態での関節技が認められた立ち技総合格闘技で、全日本はアマチュア最大級の大会。鈴木さんは小学3年生のとき25㌔級、同5年で30㌔級、昨年は35㌔級で優勝している。
 鈴木さんは6月に名古屋であった予選で優勝。中部代表として、全国を勝ち上がった3選手とトーナメントで争った。
 決勝の相手は同世代では群を抜いている選手で、1度負けたことのある因縁の相手。準決勝で足にけがを負い、1ラウンド目は慎重になっていた鈴木さんだったが、2ラウンド目、左フックが決まり、焦る相手に得意のパンチで猛攻。投げによる「シュートポイント」が加算され、判定勝ちをつかんだ。ベストファイト賞にも選出され、「優勝と同じくらい、相手選手に勝てたことがうれしかった」と力を込める。
 格闘技との出会いは幼稚園のとき。父親と観戦したSBの試合で「かっこいい」と心を奪われ、小学1年生で市内のジムの門をたたいた。今は小3から指導を受ける現役のプロで元SB世界スーパーライト級王者の鈴木博昭代表 (35)が今年6月、同市東田町にオープンさせたジムで鍛錬を積む。
 ほぼ毎日3時間ほどの練習を欠かさず、得意のパンチに磨きをかける。暇さえあれば格闘技の動画を見て、試合のイメージを膨らまし、SBに情熱を注ぎ続ける鈴木さん。鈴木代表も「好きという気持ちで努力して、センスが磨かれている」と太鼓判を押す努力家だ。
 鈴木さんは「まずは5階級制覇。将来はプロになって、世界チャンピオンが目標です」と力強く前を見据えた。
(飯塚雪)

4階級制覇を成し遂げた鈴木さん=豊橋市東田町のベルウッドジムで
4階級制覇を成し遂げた鈴木さん=豊橋市東田町のベルウッドジムで

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