クルーズ船の新型コロナ患者 藤田医科大岡崎医療センターで受け入れ

　大村秀章知事は18日の定例記者会見で、新型コロナウイルスの集団感染により横浜港に停泊中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客の一部を岡崎市内の藤田医科大学岡崎医療センターで受け入れると発表した。同日、搬送を開始。
　同センターは４月開院予定だったが、急きょ受け入れを決定。症状が未発症の陽性患者など２００人を受け入れる。
　大村知事は「藤田医科大学、岡崎市と連携して全力で対応したい。オールジャパンでこの問題に立ち向かい、解決していきたい」と述べた。
　県内では17日までに７人が医療機関に入院中。同クルーズ船の乗客・乗員３千人超は19日から21日ごろまでに全員が下船する見通しだ。
（木村裕貴）