「神野新田物語」第2話キャスト決定
郷土の偉人をテーマに演劇を上演する市民団体「ひとすじの会」(宮下孫太朗会長)が3日、山西正泰・市教委教育長を訪れ、神野新田を開拓した農民の群像劇「神野新田物語」第2話のキャストが決定したことを報告した。
同劇は、開拓に着手した名古屋の実業家・神野金之助や強固な堤防造りに貢献した労働者、農民らを描写。第1話を2018年12月に公演し、好評を博した。
第2話では、1896年~1935年の堤防完成後から田畑を開墾するシーンにスポットを当て、世界恐慌で米の値段が暴落する中、奮闘する入植者たちの生きざまを約60人の市民が演じる。
宮下会長は「郷土の偉人のことを3世代、4世代と語り継ぎたい。役者も6歳から85歳までの4世代にわたる。ぜひ子どもや孫を連れて見に来てほしい」と呼び掛けた。
神野新田の世話役・善兵衛を演じる鈴木正・中部シーリング印刷社長は「一生懸命何かに取り組む機会を求めて参加した。台詞はすべて覚えたが、言葉に妙な力が入ってしまう。これから台詞に説得力を持たせられるよう練習したい」と意気込みを語った。
公演は7月4、5両日、穂の国とよはし芸術劇場プラットで1日2回上演。申し込みは電話0532・55・5610まで。
(木村裕貴)
郷土の偉人をテーマに演劇を上演する市民団体「ひとすじの会」(宮下孫太朗会長)が3日、山西正泰・市教委教育長を訪れ、神野新田を開拓した農民の群像劇「神野新田物語」第2話のキャストが決定したことを報告した。
同劇は、開拓に着手した名古屋の実業家・神野金之助や強固な堤防造りに貢献した労働者、農民らを描写。第1話を2018年12月に公演し、好評を博した。
第2話では、1896年~1935年の堤防完成後から田畑を開墾するシーンにスポットを当て、世界恐慌で米の値段が暴落する中、奮闘する入植者たちの生きざまを約60人の市民が演じる。
宮下会長は「郷土の偉人のことを3世代、4世代と語り継ぎたい。役者も6歳から85歳までの4世代にわたる。ぜひ子どもや孫を連れて見に来てほしい」と呼び掛けた。
神野新田の世話役・善兵衛を演じる鈴木正・中部シーリング印刷社長は「一生懸命何かに取り組む機会を求めて参加した。台詞はすべて覚えたが、言葉に妙な力が入ってしまう。これから台詞に説得力を持たせられるよう練習したい」と意気込みを語った。
公演は7月4、5両日、穂の国とよはし芸術劇場プラットで1日2回上演。申し込みは電話0532・55・5610まで。
(木村裕貴)