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臨時休校 19日まで延期

 県教育委員会は6日、春休み明けから再開予定だった県内の小中高校と、特別支援学校の授業を19日まで休む方針を決め、県内各市町村教委と県立学校長に要請した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う措置。東三河の各市町村教育委員会はこれを受け、小中学校などを19日まで休業すると決めた。多くの小学校では6日に入学式があり、7日以降に授業が始まる予定だったが、再び休みが続くことになった。
 大村秀章知事が6日の定例記者会見で発表した。国内の新型コロナウイルス陽性患者は同日朝現在、前日より383人増えるなど、首都圏を中心に急速に拡大傾向にある。県内でも先週後半以降、新たな集団感染が発生するなど予断を許さない状況が続いている。県教委はこうした情勢を踏まえ、学校の再開は感染拡大につながりかねないと判断、休業が必要と判断した。期間は19日までとしているが、県内情勢を踏まえて改めて判断する。
 要請によると、中学、高校などの入学式は、式典の簡素化し、消毒を徹底した上で実施する。始業式はやめ、登校日の中で年度始めの諸準備をすることになる。
 自宅などで過ごすことが難しい児童生徒は、自主登校教室を設けるなど、居場所を確保する体制を整え、保護者との連携を密にして対応する。期間中の部活動や補習は自粛する。
 その上で、各市町村教委などに対し、年間行事や学習計画などを見直しすこと、長期休みを活用しての教育活動をすることなど、学校再開に向けて準備を進めるよう求めた。
 大村知事は「新型コロナウイルスの先が見えない中での苦渋の決定だ。協力をお願いしたい」と述べた。
(後藤康之)
 
 東三河各市町村教委の対応は以下の通り。
 【豊橋】
 豊橋市教委は県の通知を受け、7日から臨時休業にする。従来通り、聖火リレーが予定されていた7日は小中学校とも休みとし、8日は予定した中学校の入学式を開くとともに、小中学校の出校日にして教科書の配布、学級、担任の発表など年度始めの準備を行う。
 休業中の9~17日は、3月の臨時休校と同様に小学生と、中学校の特別支援学級の児童生徒について、学校による預かりを実施する。
 市立豊橋高校は7日、家政高等専修学校は8日に年度始めの準備をする。
 佐原光一市長は「県内、周辺都道府県の状況を踏まえた。異動で人が動く時期でもあり、この2週間は緊張感を持って臨みたい」と話した。
(中村晋也)

 【豊川】
 豊川市は小学校を8日から臨時休業する。期間中の平日は各校で自主登校教室を開く。7日は当初予定通り午前中のみの登校日とし、臨時休業に向けて、児童を指導する。中学校は9日から臨時休業とし、7日は午前中のみ登校。8日の入学式は感染予防の措置や式典の簡素化など万全の体制で実施する。
(由本裕貴)

 【蒲郡】
 7日に中学の入学式がある。感染対策を徹底する。始業式は取りやめる。休業中は自主登校教室を開く。各校で臨時登校日を決めたり、家庭訪問をしたりする。小学校は7日から休業。自主登校教室を開く。市教委名で6日、休業中の過ごし方を指導し、子どものや健康状態の確認を求める文書を保護者に送った。

 【新城】
 新城市は小中学校を7日から19日まで臨時休業とする。7日の中学校入学式は感染防止対策として、保護者は生徒1人につき1人、在校生は代表者のみが出席し、簡素化して開く。休業期間中、部活動は行わない。
(安藤聡)

 【田原】
 田原市は7日の中学校入学式は規模を縮小して予定通り開くが、始業式は取りやめた。小学校は6日に入学式と同時に始業式を半数の学校で開いた。7日は臨時登校日とし、教科書の配布や休校中の生活、感染予防について指導する。自主登校教室を開き、午後3時以降は登録している児童を「児童クラブ・放課後子ども教室」で受け入れる。

 【設楽】
 設楽町は7日の中学校入学式は予定通り。

 【東栄】
 東栄町は7日の中学校入学式は予定通り。

 【豊根】
 豊根村は7日に小中学校の入学式を開く。
(林大二朗、竹下貴信)

 県教育委員会は6日、春休み明けから再開予定だった県内の小中高校と、特別支援学校の授業を19日まで休む方針を決め、県内各市町村教委と県立学校長に要請した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う措置。東三河の各市町村教育委員会はこれを受け、小中学校などを19日まで休業すると決めた。多くの小学校では6日に入学式があり、7日以降に授業が始まる予定だったが、再び休みが続くことになった。
 大村秀章知事が6日の定例記者会見で発表した。国内の新型コロナウイルス陽性患者は同日朝現在、前日より383人増えるなど、首都圏を中心に急速に拡大傾向にある。県内でも先週後半以降、新たな集団感染が発生するなど予断を許さない状況が続いている。県教委はこうした情勢を踏まえ、学校の再開は感染拡大につながりかねないと判断、休業が必要と判断した。期間は19日までとしているが、県内情勢を踏まえて改めて判断する。
 要請によると、中学、高校などの入学式は、式典の簡素化し、消毒を徹底した上で実施する。始業式はやめ、登校日の中で年度始めの諸準備をすることになる。
 自宅などで過ごすことが難しい児童生徒は、自主登校教室を設けるなど、居場所を確保する体制を整え、保護者との連携を密にして対応する。期間中の部活動や補習は自粛する。
 その上で、各市町村教委などに対し、年間行事や学習計画などを見直しすこと、長期休みを活用しての教育活動をすることなど、学校再開に向けて準備を進めるよう求めた。
 大村知事は「新型コロナウイルスの先が見えない中での苦渋の決定だ。協力をお願いしたい」と述べた。
(後藤康之)
 
 東三河各市町村教委の対応は以下の通り。
 【豊橋】
 豊橋市教委は県の通知を受け、7日から臨時休業にする。従来通り、聖火リレーが予定されていた7日は小中学校とも休みとし、8日は予定した中学校の入学式を開くとともに、小中学校の出校日にして教科書の配布、学級、担任の発表など年度始めの準備を行う。
 休業中の9~17日は、3月の臨時休校と同様に小学生と、中学校の特別支援学級の児童生徒について、学校による預かりを実施する。
 市立豊橋高校は7日、家政高等専修学校は8日に年度始めの準備をする。
 佐原光一市長は「県内、周辺都道府県の状況を踏まえた。異動で人が動く時期でもあり、この2週間は緊張感を持って臨みたい」と話した。
(中村晋也)

 【豊川】
 豊川市は小学校を8日から臨時休業する。期間中の平日は各校で自主登校教室を開く。7日は当初予定通り午前中のみの登校日とし、臨時休業に向けて、児童を指導する。中学校は9日から臨時休業とし、7日は午前中のみ登校。8日の入学式は感染予防の措置や式典の簡素化など万全の体制で実施する。
(由本裕貴)

 【蒲郡】
 7日に中学の入学式がある。感染対策を徹底する。始業式は取りやめる。休業中は自主登校教室を開く。各校で臨時登校日を決めたり、家庭訪問をしたりする。小学校は7日から休業。自主登校教室を開く。市教委名で6日、休業中の過ごし方を指導し、子どものや健康状態の確認を求める文書を保護者に送った。

 【新城】
 新城市は小中学校を7日から19日まで臨時休業とする。7日の中学校入学式は感染防止対策として、保護者は生徒1人につき1人、在校生は代表者のみが出席し、簡素化して開く。休業期間中、部活動は行わない。
(安藤聡)

 【田原】
 田原市は7日の中学校入学式は規模を縮小して予定通り開くが、始業式は取りやめた。小学校は6日に入学式と同時に始業式を半数の学校で開いた。7日は臨時登校日とし、教科書の配布や休校中の生活、感染予防について指導する。自主登校教室を開き、午後3時以降は登録している児童を「児童クラブ・放課後子ども教室」で受け入れる。

 【設楽】
 設楽町は7日の中学校入学式は予定通り。

 【東栄】
 東栄町は7日の中学校入学式は予定通り。

 【豊根】
 豊根村は7日に小中学校の入学式を開く。
(林大二朗、竹下貴信)

カテゴリー:社会・経済 / 政治・行政

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