誕生日の4月2日に新城で清志郎さんしのぶ野外フェス

　２００９年５月にがんで亡くなったロック歌手忌野清志郎さんをしのぶ野外音楽ライブ「奥三河レインボーロックフェス」が、清志郎さんの誕生日の４月２日に新城市長篠のふれあいパークほうらいで開かれる。生前に趣味の自転車を楽しむために湯谷温泉を訪れており、親交があった新城の人たちで企画した。
　清志郎さんが亡くなって以来、バンド仲間だった三宅伸治さんが10年から毎年４月２日に「感謝の日」と題して音楽イベントを東京都内で開催している。生前、清志郎さんは療養で自転車を楽しみに湯谷温泉を訪れており、その際親交を持った旅館「はづ合掌」の加藤弘依さんが中心となって新城に誘致した。
　出演するのは三宅さんが活動する「ＮＩＣＥ　ＭＩＤＤＬＥ　ｗｉｔｈ　ＮＥＷ　ＢＬＵＥ　ＤＡＹ　ＨＯＲＮＳ」、山崎まさよし、石塚英彦、間寛平、浅野忠信、竹原ピストルさんら。
　「全国から訪れた人たちに音楽のみならず、地元奥三河の良さを知ってもらうようなイベントにしたい」と加藤さん。「地域の活性化も目指して、木材や食材など展示や出店も行い、奥三河らしさを感じてもらう内容としていきます」と話している。
　当日は午前11時開場。午後１時開演、６時閉会。前売り券は大人７５００円、中高生４０００円、小学生以下（保護者同伴）無料。当日券は大人８５００円、中高生５０００円。もっくる新城観光案内所、湯の風ＨＡＺＵなどで販売している。
　問い合わせは実行委員会事務局（０８０・８８１４・２２９７）へ。
（安藤聡）