オーテックが新城市、豊橋市、豊川市へマスク寄贈

　ＬＰガス販売などの「オーテック」（豊橋市）は21日、新城、豊橋、豊川の各市にマスクを寄贈した。前日は田原、蒲郡の両市に贈っている。
　まず新城市役所へ、彦坂彰一社長、岩田喬専務らが訪問。彦坂社長は「医療従事者や救急隊員、住民サービスに携わる職員らに使ってください。これ以上感染者を出さないため、県、東三河が一体とならなければならない。その一助になれば」と述べ、医療用マスク５０００枚と不織布マスク５０００枚を贈った。穂積亮次市長は「医療、公共機関にとっては恵みの雨のようです」と述べた。
　続いて豊橋市では２万枚を寄付した。彦坂社長は「医療関係者や住民サービス窓口などで活用し、市民が感染しないよう活用してください」と述べ、佐原光一市長は「マスクは生命線の一つ。しっかりと使わせていただきます」と応えた。
　豊川市には１万枚。彦坂社長は「医療従事者や消防関係の方がいてこそ、市民は安心した市民サービスを受けられる。そういった方々に配ってください」と話し、竹本幸夫市長は「市民病院でもマスクが不足がちなので、活用したい。本当にありがたい」と謝辞を述べた。
（取材班）