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「ええじゃないか とよはし映画祭」閉幕

アンバサダーとして連日登壇した松井さん=プラットで
アンバサダーとして連日登壇した松井さん=プラットで

 豊橋市で初開催の「ええじゃないか とよはし映画祭」(実行委員会主催、東愛知新聞社など後援)が5日、3日間の日程を終えて閉幕した。豊橋、愛知県にゆかりのある23作品が上映され、県内外から延べ約3700人が鑑賞に訪れた。関係者からは次回開催を期待する声も挙がっている。
 同市が昨年迎えた市制110周年の記念事業の一つとして企画。主会場となった穂の国とよはし芸術劇場プラットで開かれたクロージングセレモニーでは、同祭ディレクターを務めた豊橋ふるさと大使の映画監督・園子温さん(豊川市出身)が「予想をはるかに上回る人が集まってくれた。大成功するとは驚愕」と地元で開催した映画祭の手応えを話した。
 映画祭プロデューサーとして奔走した豊橋市出身の森谷雄さんは「継続は力なりで、続けられたらいい」と次回開催に期待を込めて話し、会場を埋めた観客に「盛り上げていただき、ありがとうございました」と感謝した。
 佐原光一市長も、来場者に感謝した上で「来年に向けた企画、構想もあがっている。映画の街・豊橋を発信できるよう頑張っていく」、実行委員会の佐藤元英会長も多くの来場者に感激した様子で「映画の街・豊橋を全国に打って出るためにも続けたい」と、共に次回開催へ意欲を示した。

 松井さんも連日活躍

 豊橋市出身の女優・松井玲奈さんは、映画祭アンバサダーとして連日舞台あいさつに立ち、プラット主ホールの上映作品や出演作「gift」など9作品に登壇した。
 最終日のクロージング作品「真田十勇士」でも、上映後に堤幸彦監督、出演者の加藤雅也さんと軽妙な掛け合いで場内の笑いを誘った。
 松井さんは、愛知県出身の堤監督が「ヤマサのちくわを母親に買いにいかされていた」と幼少時代から続く豊橋との縁を語ったのを皮切りに、監督と練り物談義に花を咲かせた。 “豊橋初上陸”という加藤さんには、豊橋カレーうどんをしっかりPR。加藤さんは「舞台あいさつ前に白いシャツに染みをつくるわけにいかなかったのでパスタを食べました」と笑いを誘うと、松井さんは「豊橋の店で食事していただけただけでうれしいです」と穏やかな切り返しを見せ、会場はほっこりムード。
 一方で、厳しい寒さの中で撮影した合戦シーンについて、堤監督は「設定は夏なので、白い息はCGで消している」と撮影の裏話を明かした。 
 松井さんは、クロージングセレモニーで3日間を振り返り「いろいろな映画に触れられた楽しい3日間だった。来年もできるよう皆さんのお力添えがあるといいです」と他の関係者同様に開催へ意欲を見せた。
(中村晋也、飯塚雪)

 豊橋市で初開催の「ええじゃないか とよはし映画祭」(実行委員会主催、東愛知新聞社など後援)が5日、3日間の日程を終えて閉幕した。豊橋、愛知県にゆかりのある23作品が上映され、県内外から延べ約3700人が鑑賞に訪れた。関係者からは次回開催を期待する声も挙がっている。
 同市が昨年迎えた市制110周年の記念事業の一つとして企画。主会場となった穂の国とよはし芸術劇場プラットで開かれたクロージングセレモニーでは、同祭ディレクターを務めた豊橋ふるさと大使の映画監督・園子温さん(豊川市出身)が「予想をはるかに上回る人が集まってくれた。大成功するとは驚愕」と地元で開催した映画祭の手応えを話した。
 映画祭プロデューサーとして奔走した豊橋市出身の森谷雄さんは「継続は力なりで、続けられたらいい」と次回開催に期待を込めて話し、会場を埋めた観客に「盛り上げていただき、ありがとうございました」と感謝した。
 佐原光一市長も、来場者に感謝した上で「来年に向けた企画、構想もあがっている。映画の街・豊橋を発信できるよう頑張っていく」、実行委員会の佐藤元英会長も多くの来場者に感激した様子で「映画の街・豊橋を全国に打って出るためにも続けたい」と、共に次回開催へ意欲を示した。

 松井さんも連日活躍

 豊橋市出身の女優・松井玲奈さんは、映画祭アンバサダーとして連日舞台あいさつに立ち、プラット主ホールの上映作品や出演作「gift」など9作品に登壇した。
 最終日のクロージング作品「真田十勇士」でも、上映後に堤幸彦監督、出演者の加藤雅也さんと軽妙な掛け合いで場内の笑いを誘った。
 松井さんは、愛知県出身の堤監督が「ヤマサのちくわを母親に買いにいかされていた」と幼少時代から続く豊橋との縁を語ったのを皮切りに、監督と練り物談義に花を咲かせた。 “豊橋初上陸”という加藤さんには、豊橋カレーうどんをしっかりPR。加藤さんは「舞台あいさつ前に白いシャツに染みをつくるわけにいかなかったのでパスタを食べました」と笑いを誘うと、松井さんは「豊橋の店で食事していただけただけでうれしいです」と穏やかな切り返しを見せ、会場はほっこりムード。
 一方で、厳しい寒さの中で撮影した合戦シーンについて、堤監督は「設定は夏なので、白い息はCGで消している」と撮影の裏話を明かした。 
 松井さんは、クロージングセレモニーで3日間を振り返り「いろいろな映画に触れられた楽しい3日間だった。来年もできるよう皆さんのお力添えがあるといいです」と他の関係者同様に開催へ意欲を見せた。
(中村晋也、飯塚雪)

アンバサダーとして連日登壇した松井さん=プラットで
アンバサダーとして連日登壇した松井さん=プラットで

カテゴリー:社会・経済 / イベント

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