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浜松三ヶ日・豊橋道路で3ルート提示

示された3ルート案(中部地整提供)
示された3ルート案(中部地整提供)
起終点となる三ヶ日ジャンクション付近=浜松市北区三ヶ日町で
起終点となる三ヶ日ジャンクション付近=浜松市北区三ヶ日町で

 豊橋市の三河港臨海部と浜松市北区の東名高速道路三ヶ日ジャンクション(JCT)を結ぶ道路「浜松三ヶ日・豊橋道路」(仮称)について三つのルートが示された。国交省中部地方整備局によると、いずれも湖西市を通り、①豊橋市街地と二川地区の「西側」②湖西市新所原の「東側」③一部国道23号バイパスの区間を活用する「拡幅」-となった。今後、中部地方整備局がアンケートをしてルート選定を進める。
 道路は東三河と、静岡県西部の遠州の両地域で、新たな南北軸とする地域発案の路線。一昨年からおおむねのルートの位置、基本的な道路構造などの比較や評価をする計画段階評価が進められている。三ヶ日JCTと三河港を起終点とし、愛知、静岡両県境にある弓張山地を経過地に設定している。
 ルート案は24日にあった社会資本整備審議会で示された。①は豊橋市街地と二川地区の間を通る延長約26㌔、事業費3000億~3600億円②は湖西市新所原地区の東側を通る延長29㌔、事業費3100億~3700億円③は新所原地区東側を通過し、国道23号パイバスを拡幅する約31㌔、うち拡幅は約14㌔、事業費2700億~3200億円。
 三河港から東名高速道路への短縮時間は①14分②11分③6分と想定した。
 今後は沿線となる豊橋市、湖西市、浜松市北区の住民や各種団体にアンケートをしてルート選定やインターチェンジの設置についての配慮点など意見を求める。
 浜松三ヶ日・豊橋道路は、東名高速道路や新東名高速道路、三遠南信自動車道、名豊道路とつながり、地域産業の活性化や大規模災害への備えにもなる。三河港臨海部、豊橋市の静岡県境、湖西市など対象地域には工場集積もあり、物流の円滑化が期待される。
 東三河と遠州の経済団体や行政などでつくる建設期成同盟会(会長、神野吾郎豊橋商工会議所会頭)などが早期実現を目指して国などへ要望を続けている。
【安藤聡】

 豊橋市の三河港臨海部と浜松市北区の東名高速道路三ヶ日ジャンクション(JCT)を結ぶ道路「浜松三ヶ日・豊橋道路」(仮称)について三つのルートが示された。国交省中部地方整備局によると、いずれも湖西市を通り、①豊橋市街地と二川地区の「西側」②湖西市新所原の「東側」③一部国道23号バイパスの区間を活用する「拡幅」-となった。今後、中部地方整備局がアンケートをしてルート選定を進める。
 道路は東三河と、静岡県西部の遠州の両地域で、新たな南北軸とする地域発案の路線。一昨年からおおむねのルートの位置、基本的な道路構造などの比較や評価をする計画段階評価が進められている。三ヶ日JCTと三河港を起終点とし、愛知、静岡両県境にある弓張山地を経過地に設定している。
 ルート案は24日にあった社会資本整備審議会で示された。①は豊橋市街地と二川地区の間を通る延長約26㌔、事業費3000億~3600億円②は湖西市新所原地区の東側を通る延長29㌔、事業費3100億~3700億円③は新所原地区東側を通過し、国道23号パイバスを拡幅する約31㌔、うち拡幅は約14㌔、事業費2700億~3200億円。
 三河港から東名高速道路への短縮時間は①14分②11分③6分と想定した。
 今後は沿線となる豊橋市、湖西市、浜松市北区の住民や各種団体にアンケートをしてルート選定やインターチェンジの設置についての配慮点など意見を求める。
 浜松三ヶ日・豊橋道路は、東名高速道路や新東名高速道路、三遠南信自動車道、名豊道路とつながり、地域産業の活性化や大規模災害への備えにもなる。三河港臨海部、豊橋市の静岡県境、湖西市など対象地域には工場集積もあり、物流の円滑化が期待される。
 東三河と遠州の経済団体や行政などでつくる建設期成同盟会(会長、神野吾郎豊橋商工会議所会頭)などが早期実現を目指して国などへ要望を続けている。
【安藤聡】

示された3ルート案(中部地整提供)
示された3ルート案(中部地整提供)
起終点となる三ヶ日ジャンクション付近=浜松市北区三ヶ日町で
起終点となる三ヶ日ジャンクション付近=浜松市北区三ヶ日町で

カテゴリー:社会・経済 / 政治・行政

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