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豊橋で「王位戦」始まる

初手の前にお茶を飲む藤井七段(日本将棋連盟提供)
初手の前にお茶を飲む藤井七段(日本将棋連盟提供)
プラットで開かれたPVの大画面
プラットで開かれたPVの大画面
前日の検分の様子(同)
前日の検分の様子(同)

ホテルアークリッシュで藤井七段が挑む

将棋の藤井聡太七段と(17)と木村一基王位(47)が対決する第61期「王位戦」(新聞三社連合主催)の七番勝負の第1局が1日、豊橋市の「ホテルアークリッシュ豊橋」で始まった。市は、対局の模様を約250㍍離れた穂の国劇場プラットでパビリックビューイング(PV)として中継し、朝から熱心な将棋ファンが訪れていた。「
 藤井七段は、同時進行の棋聖戦5番勝負で2連勝しており、渡辺明棋聖に勝利すれば、初タイトルを史上最年少で獲得するところまできている。王位戦は、タイトル二つ目の挑戦となるだけに、注目されている。
 前日、将棋盤や駒を点検する検分を済ませた2人。藤井七段は初めての体験だった。代表取材に「少し緊張しています」と述べ、「いい将棋を指せれば」と抱負を語った。
 1日は午前9時から対局が始まった。振り駒で先手に決まった藤井七段は、白の着物に薄灰色の羽織姿。マスクを外し、お茶を飲んだ後、飛車先の歩を突いて熱戦の幕が開いた。木村王位は2分間、考えてから同じく飛車先の歩を進めた。その後、角の交換となった。
 プラットは、新型コロナウイルス対策で、来場者を検温し、連絡先などを書いてもらってから席に案内した。大画面に映し出される両棋士の攻防を、訪れた人たちは食い入るように見入っていた。
 王位戦の対局は、持ち時間がそれぞれ8時間の2日制。第1局の結果は2日夜までに判明する見通し。PVは2日午前8時半に開場し、投了まで対局場の様子を中継する。
【山田一晶】

ホテルアークリッシュで藤井七段が挑む

将棋の藤井聡太七段と(17)と木村一基王位(47)が対決する第61期「王位戦」(新聞三社連合主催)の七番勝負の第1局が1日、豊橋市の「ホテルアークリッシュ豊橋」で始まった。市は、対局の模様を約250㍍離れた穂の国劇場プラットでパビリックビューイング(PV)として中継し、朝から熱心な将棋ファンが訪れていた。「
 藤井七段は、同時進行の棋聖戦5番勝負で2連勝しており、渡辺明棋聖に勝利すれば、初タイトルを史上最年少で獲得するところまできている。王位戦は、タイトル二つ目の挑戦となるだけに、注目されている。
 前日、将棋盤や駒を点検する検分を済ませた2人。藤井七段は初めての体験だった。代表取材に「少し緊張しています」と述べ、「いい将棋を指せれば」と抱負を語った。
 1日は午前9時から対局が始まった。振り駒で先手に決まった藤井七段は、白の着物に薄灰色の羽織姿。マスクを外し、お茶を飲んだ後、飛車先の歩を突いて熱戦の幕が開いた。木村王位は2分間、考えてから同じく飛車先の歩を進めた。その後、角の交換となった。
 プラットは、新型コロナウイルス対策で、来場者を検温し、連絡先などを書いてもらってから席に案内した。大画面に映し出される両棋士の攻防を、訪れた人たちは食い入るように見入っていた。
 王位戦の対局は、持ち時間がそれぞれ8時間の2日制。第1局の結果は2日夜までに判明する見通し。PVは2日午前8時半に開場し、投了まで対局場の様子を中継する。
【山田一晶】

初手の前にお茶を飲む藤井七段(日本将棋連盟提供)
初手の前にお茶を飲む藤井七段(日本将棋連盟提供)
プラットで開かれたPVの大画面
プラットで開かれたPVの大画面
前日の検分の様子(同)
前日の検分の様子(同)

カテゴリー:社会・経済

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