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地元音楽家が「気まぐれコンサート」

地元音楽家5人によるウイーン音楽のコンサート=ちろる庵で
地元音楽家5人によるウイーン音楽のコンサート=ちろる庵で

 若手音楽家に演奏の機会を提供するとともに、地域の人たちにクラシック音楽を身近に感じてもらおうと、豊橋市三ノ輪町のCAFE&GALERIEちろる庵で「気まぐれコンサート」が開かれた。地元の「ローズアンサンブル」の5人が、ウィーン音楽をテーマに店内に美しい音色を響かせた。
 市内の小川惠司さんが事務局を務める「気まぐれコンサート」の主催。新型コロナウイルスの影響で、地元の音楽家たちが演奏の機会を失っていることから、「地元での演奏会の皮切りになれば」と企画した。「3密」を防ぐため、定員を30人と通常時より大幅に減らし、大きな掃き出し窓も開放するなど配慮した。
 出演は伊東かおりさん(バイオリン)安藤衣里さん(同)井川愛さん(ビオラ)鈴木雅子さん(ピアノ)伊藤有希子さん(ソプラノ)で、今回はウィーンの楽曲に絞ってコンサートを展開。佐原光一市長のあいさつのあと、「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」(モーツァルト)「ます」(シューベルト)「愛の喜び」(クライスラー)「美しく青きドナウ」(シュトラウスⅡ世)などを次々披露、アンコールにも応えていた。
 集まった人たちは、伸びやかな弦の調べや澄んだ歌声にうっとりと聴き入り、1曲ごとに盛大な拍手を送っていた。曲間には、ウィーン・フィルと懇意にしている小川さんがウィーンのクラシックシーンについて紹介するなど、聴衆は有意義な時間を過ごした。小川さんは「大変な時期だが、これを皮切りに地元の音楽シーンに活気が出れば」と期待を寄せる。
【田中博子】

 若手音楽家に演奏の機会を提供するとともに、地域の人たちにクラシック音楽を身近に感じてもらおうと、豊橋市三ノ輪町のCAFE&GALERIEちろる庵で「気まぐれコンサート」が開かれた。地元の「ローズアンサンブル」の5人が、ウィーン音楽をテーマに店内に美しい音色を響かせた。
 市内の小川惠司さんが事務局を務める「気まぐれコンサート」の主催。新型コロナウイルスの影響で、地元の音楽家たちが演奏の機会を失っていることから、「地元での演奏会の皮切りになれば」と企画した。「3密」を防ぐため、定員を30人と通常時より大幅に減らし、大きな掃き出し窓も開放するなど配慮した。
 出演は伊東かおりさん(バイオリン)安藤衣里さん(同)井川愛さん(ビオラ)鈴木雅子さん(ピアノ)伊藤有希子さん(ソプラノ)で、今回はウィーンの楽曲に絞ってコンサートを展開。佐原光一市長のあいさつのあと、「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」(モーツァルト)「ます」(シューベルト)「愛の喜び」(クライスラー)「美しく青きドナウ」(シュトラウスⅡ世)などを次々披露、アンコールにも応えていた。
 集まった人たちは、伸びやかな弦の調べや澄んだ歌声にうっとりと聴き入り、1曲ごとに盛大な拍手を送っていた。曲間には、ウィーン・フィルと懇意にしている小川さんがウィーンのクラシックシーンについて紹介するなど、聴衆は有意義な時間を過ごした。小川さんは「大変な時期だが、これを皮切りに地元の音楽シーンに活気が出れば」と期待を寄せる。
【田中博子】

地元音楽家5人によるウイーン音楽のコンサート=ちろる庵で
地元音楽家5人によるウイーン音楽のコンサート=ちろる庵で

カテゴリー:社会・経済 / 芸能・文化

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