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自民党新総裁に菅氏

 自民党総裁を選ぶ両院議員総会が14日、都内で開かれ、投票の結果、官房長官の菅義偉氏(71)が、岸田文雄政調会長(63)、石破茂元幹事長(63)を破り、第26代総裁に選出された。15日に党役員人事、翌16日召集の臨時国会で第99代首相に選出される。同日中に新内閣を発足させる予定だ。
 選挙は菅氏が377票を獲得した。岸田氏は89票、石破氏は68票だった。投票は国会議員394人と、47都道府県連代表3人ずつの計535人が1票ずつ投票する方法。愛知県連は党員投票の結果、菅氏に2票、石破氏に1票を投じた。
 当選者が決まると、安倍晋三総裁が「すべての関係者に感謝を申し上げる。覚悟と勇気を持って立候補した3候補とも自民党らしい堂々たる論戦を展開していただいた。7年8カ月、挑戦し続けることができたのは私の誇り。ありがとうございました。自民党総裁のバトンを菅氏に渡します」とあいさつした。
 続いて壇上に立った菅氏は、安倍氏への拍手を促した後で「新型コロナウイルス感染が拡大する国難にあって、政治の空白は許されない。この危機の中、国民が安心し、安定した生活をするために、安倍総理が進めてきた取り組みを継承し、前に進めていかなければならない。私にはその使命がある」と語った。
 そして岸田、石破両氏に感謝の言葉を述べたうえで「自民党の旗の下に一致団結して日本の国を前に進めようではありませんか」と呼びかけた。続いて、スローガンとする「自助、共助、公助」を挙げ、役所の縦割り、既得権益、悪しき前例主義を打破し、国民のために内閣をつくっていくと宣言した。
【山田一晶】

 自民党総裁を選ぶ両院議員総会が14日、都内で開かれ、投票の結果、官房長官の菅義偉氏(71)が、岸田文雄政調会長(63)、石破茂元幹事長(63)を破り、第26代総裁に選出された。15日に党役員人事、翌16日召集の臨時国会で第99代首相に選出される。同日中に新内閣を発足させる予定だ。
 選挙は菅氏が377票を獲得した。岸田氏は89票、石破氏は68票だった。投票は国会議員394人と、47都道府県連代表3人ずつの計535人が1票ずつ投票する方法。愛知県連は党員投票の結果、菅氏に2票、石破氏に1票を投じた。
 当選者が決まると、安倍晋三総裁が「すべての関係者に感謝を申し上げる。覚悟と勇気を持って立候補した3候補とも自民党らしい堂々たる論戦を展開していただいた。7年8カ月、挑戦し続けることができたのは私の誇り。ありがとうございました。自民党総裁のバトンを菅氏に渡します」とあいさつした。
 続いて壇上に立った菅氏は、安倍氏への拍手を促した後で「新型コロナウイルス感染が拡大する国難にあって、政治の空白は許されない。この危機の中、国民が安心し、安定した生活をするために、安倍総理が進めてきた取り組みを継承し、前に進めていかなければならない。私にはその使命がある」と語った。
 そして岸田、石破両氏に感謝の言葉を述べたうえで「自民党の旗の下に一致団結して日本の国を前に進めようではありませんか」と呼びかけた。続いて、スローガンとする「自助、共助、公助」を挙げ、役所の縦割り、既得権益、悪しき前例主義を打破し、国民のために内閣をつくっていくと宣言した。
【山田一晶】

カテゴリー:政治・行政

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