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田原で27日「ドリームカーフェス」

カテゴリー:イベント

ドリームカーフェスティバルに参加する山本さん㊨と高瀬和芳さんの愛車=田原市古田町で
ドリームカーフェスティバルに参加する山本さん㊨と高瀬和芳さんの愛車=田原市古田町で
愛車の手入れに余念がない山本さん
愛車の手入れに余念がない山本さん

 高度成長期を中心に発売された「旧車」と呼ばれる車に愛着を持つ中高年層が増えている。各地で名車や旧車を集めたイベントが催され、愛車を展示して自慢話に花を咲かせる。田原市で27日開かれる「ドリームカーフェスティバル」の実行委員長、山本稔さん(56)もその1人だ。今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で開催が危ぶまれたが、8月に参加者を募ったところ、中部地方から往年の車が集結することになった。
 フェスを始めたのはトヨタ自動車の工場がある縁を生かし「車のまち」をアピールするため。昨年は工場稼働40周年をうたって企画を催した。
 今回は愛車のマツダ「サバンナ」のS124系(1975年式)で参加する。マツダ車の代名詞となったロータリーエンジンを搭載し、フェンダーミラーが昭和を感じさせる。「この子」と呼んで愛してやまない。
 「エンジンの回転ロスがなく滑らか。普通のエンジンと比べ回転数が桁違いだった」と初めて運転した時の興奮を振り返る。
 国内カーレースを席巻していた日産スカイライン(ハコスカ)の連勝記録を阻み、印象に焼き付いていた。生産終了後だったが、免許取得時からの憧れだったという。
 生産終了後も粘り強く中古車市場を探し、発見して購入を即決。財布のひもを握る妻を説得し、持っていたセカンドカーなどを手放すことで購入を許してもらった。
 旧車の魅力は「自分で動かしている感覚がたまらない。シフトや窓などすべて自力。振動も騒音もあるが、車の息づかいが伝わる」と山本さん。
 同フェスは60~70年代の旧車や輸入車の名車107台が並ぶ。展示に続いて、希望者のみで伊良湖方面へのドライブも企画している。問い合わせは道の駅田原めっくんはうす内事務局(0531・23・2525)へ。
【加藤広宣】

 高度成長期を中心に発売された「旧車」と呼ばれる車に愛着を持つ中高年層が増えている。各地で名車や旧車を集めたイベントが催され、愛車を展示して自慢話に花を咲かせる。田原市で27日開かれる「ドリームカーフェスティバル」の実行委員長、山本稔さん(56)もその1人だ。今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で開催が危ぶまれたが、8月に参加者を募ったところ、中部地方から往年の車が集結することになった。
 フェスを始めたのはトヨタ自動車の工場がある縁を生かし「車のまち」をアピールするため。昨年は工場稼働40周年をうたって企画を催した。
 今回は愛車のマツダ「サバンナ」のS124系(1975年式)で参加する。マツダ車の代名詞となったロータリーエンジンを搭載し、フェンダーミラーが昭和を感じさせる。「この子」と呼んで愛してやまない。
 「エンジンの回転ロスがなく滑らか。普通のエンジンと比べ回転数が桁違いだった」と初めて運転した時の興奮を振り返る。
 国内カーレースを席巻していた日産スカイライン(ハコスカ)の連勝記録を阻み、印象に焼き付いていた。生産終了後だったが、免許取得時からの憧れだったという。
 生産終了後も粘り強く中古車市場を探し、発見して購入を即決。財布のひもを握る妻を説得し、持っていたセカンドカーなどを手放すことで購入を許してもらった。
 旧車の魅力は「自分で動かしている感覚がたまらない。シフトや窓などすべて自力。振動も騒音もあるが、車の息づかいが伝わる」と山本さん。
 同フェスは60~70年代の旧車や輸入車の名車107台が並ぶ。展示に続いて、希望者のみで伊良湖方面へのドライブも企画している。問い合わせは道の駅田原めっくんはうす内事務局(0531・23・2525)へ。
【加藤広宣】

ドリームカーフェスティバルに参加する山本さん㊨と高瀬和芳さんの愛車=田原市古田町で
ドリームカーフェスティバルに参加する山本さん㊨と高瀬和芳さんの愛車=田原市古田町で
愛車の手入れに余念がない山本さん
愛車の手入れに余念がない山本さん

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