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あす豊橋市がここにこで「まちの支え合いづくりフェア」

参加賞のフェルトマスコット作りに励む高齢者ら=元町グループホームで(豊橋市提供)
参加賞のフェルトマスコット作りに励む高齢者ら=元町グループホームで(豊橋市提供)

 みんなで支え合う“まち”をつくろう-。豊橋市は25日午前10時から午後3時半まで、同市のこども未来館ここにこで「まちの支え合いづくりフェア」を開く。高齢者はもちろん、子育て中の父母ら幅広い世代の市民に「お互いさまのまちづくり」について考えてもらう催しで、各種ブースを設けて支え合い活動をPRする。その中の「認知症サポートブース」では、広く認知症を知ってもらおうと、認知症当事者が来場者向けの参加賞を手作りしている。
 同フェアは毎年開いており、ここにこでの実施は初。当日は、だれでも気軽に集うことができる「まちの居場所づくり活動」、ちょっとした困りごとを近所同士で助け合う「助け合い活動」、地域の健康づくりを手伝う「健康づくり体操」、認知症の人も安心して暮らせるまちづくりを支える「認知症について知ろう」などの分野で、全22団体がブースを設ける。
 そのうち「認知症サポートブース」では、大人向け・子ども向けのイベントを企画。大人向けには、認知症のために自宅に戻れなかったり、行方不明になった高齢者を早期発見・保護する、豊橋市徘徊・見守りSOSネットワーク「豊橋おかえりネット」の啓発を実施。チラシなど配布物を用意し、登録・協力を呼びかける。子ども向けには、東京都墨田区が昨年制作した「すみだオレンジかるた」大会を開催。認知症の人の見守りに必要な知識や方法を記したかるたで、参加者には認知症サポーターキャラバンのキャラクター“ロバ隊長”のフェルトマスコットを進呈する。
 そのマスコットを作ったのは、市内の元町グループホームに入居する認知症の高齢者や元町デイケアセンター利用の高齢者だ。子どもたちに喜んでもらうと同時に、認知症に偏見を持つ人たちに「認知症になってもできることはたくさんありますよ」と知ってもらう目的も兼ねている。
 制作は2月中旬から実施し、高齢者らは楽しく作業にあたったという。オレンジ色のフェルトを使った、ぷっくりとしたマスコットはどれも愛らしい仕上がり。70個制作し、当日、同ブースでかるたを楽しんだ子どもたちに持って帰ってもらうという。
(田中博子)

 みんなで支え合う“まち”をつくろう-。豊橋市は25日午前10時から午後3時半まで、同市のこども未来館ここにこで「まちの支え合いづくりフェア」を開く。高齢者はもちろん、子育て中の父母ら幅広い世代の市民に「お互いさまのまちづくり」について考えてもらう催しで、各種ブースを設けて支え合い活動をPRする。その中の「認知症サポートブース」では、広く認知症を知ってもらおうと、認知症当事者が来場者向けの参加賞を手作りしている。
 同フェアは毎年開いており、ここにこでの実施は初。当日は、だれでも気軽に集うことができる「まちの居場所づくり活動」、ちょっとした困りごとを近所同士で助け合う「助け合い活動」、地域の健康づくりを手伝う「健康づくり体操」、認知症の人も安心して暮らせるまちづくりを支える「認知症について知ろう」などの分野で、全22団体がブースを設ける。
 そのうち「認知症サポートブース」では、大人向け・子ども向けのイベントを企画。大人向けには、認知症のために自宅に戻れなかったり、行方不明になった高齢者を早期発見・保護する、豊橋市徘徊・見守りSOSネットワーク「豊橋おかえりネット」の啓発を実施。チラシなど配布物を用意し、登録・協力を呼びかける。子ども向けには、東京都墨田区が昨年制作した「すみだオレンジかるた」大会を開催。認知症の人の見守りに必要な知識や方法を記したかるたで、参加者には認知症サポーターキャラバンのキャラクター“ロバ隊長”のフェルトマスコットを進呈する。
 そのマスコットを作ったのは、市内の元町グループホームに入居する認知症の高齢者や元町デイケアセンター利用の高齢者だ。子どもたちに喜んでもらうと同時に、認知症に偏見を持つ人たちに「認知症になってもできることはたくさんありますよ」と知ってもらう目的も兼ねている。
 制作は2月中旬から実施し、高齢者らは楽しく作業にあたったという。オレンジ色のフェルトを使った、ぷっくりとしたマスコットはどれも愛らしい仕上がり。70個制作し、当日、同ブースでかるたを楽しんだ子どもたちに持って帰ってもらうという。
(田中博子)

参加賞のフェルトマスコット作りに励む高齢者ら=元町グループホームで(豊橋市提供)
参加賞のフェルトマスコット作りに励む高齢者ら=元町グループホームで(豊橋市提供)

カテゴリー:社会・経済

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