コロナ新規陽性者 豊橋は過去最多の24人

　県は14日、新たに３１２人（再感染者１人含む）の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。緊急事態宣言初日だが、２日連続で３００人台という厳しい結果になった。
　３１２人の管轄保健所別内訳は、県管轄が１２６人、名古屋市が１２６人（再感染者１）、豊橋市が24人、岡崎市が20人、豊田市が16人。一日の数値としては過去最多となった豊橋市は10代男性１、10代女性２、20代男性１、20代女性４、30代男性３、30代女性１、40代男性３、40代女性１、50代男性３、50代女性１、60代男性１、70代男性１、70代女性２。濃厚接触者は６人で、ほかは感染経路不明だった。軽症は11人でほかは無症状。
　一方、13日に陽性と発表された３１９人の地域別内訳は、名古屋市が１００人。県内の陽性者は２万人を超え、２万19人となった。東三河は豊橋市の16人のほか、豊川市が10代男性１、30代男性２、40代女性１、50代男性３、50代女性１、70代女性１▽蒲郡市が10歳未満男児１、10歳未満女児１、10代男性１、30代男性１、40代男性１、70代男性▽新城市が30代男性１▽田原市が30代男性１、80代女性１。４市計18人のうち、濃厚接触者は10人だった。
　年代別内訳は20代が70人、30代が56人、50代が42人など。70代以上の割合は15・０％だった。
　過去７日間の平均値でみる県の指標によると、新規陽性者は３１２・４人（危険）、入院患者数は７１３・７人（危険）、重症者数は48・９人（厳重警戒）、新規陽性者のうちの高齢者数は45・１人（危険）。重症者数は「危険」ライン（50人以上）に近づいている。
　昨年10月21日から１月13日までの陽性者は１万４２９９人となった。70代以上の割合は15・９％。感染経路不明者は43・７％。
　この期間の重症、中等症の患者の割合は10・６％。死者は９人増えて２９７人となった。
　13日現在の入院は７０２人、入院調整は25人、軽症か無症状の人向けの施設入所は２８０人、自宅療養は２０５９人。
【山田一晶】