コロナ新規陽性者 県内33人、豊橋はゼロ

　県は21日、33人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。再感染１人を含む。大村秀章知事は、各種数値を踏まえたうえで、週明けにも政府と緊急事態宣言の解除を協議する。
　管轄保健所別内訳は、県管轄が17人（再感染１人）、名古屋市が14人、岡崎市が１人、豊田市が１人。豊橋市は２日ぶりに陽性の報告がなかった。
　一方、20日に陽性と発表された46人の地域別内訳は、東三河は豊橋市の１人のほかに、豊川市が10代男性２、40代女性１▽新城市が80代男性１。全員が濃厚接触者だった。
　年代別内訳は、70代の11人以外は１桁台。70代以上の割合は41・３％だった。
　７日間の平均値でみる県の指標によると、新規陽性者は58・４人（警戒）、入院患者は４４８・３人（厳重警戒）、入院患者のうち重症者は33・０人（厳重警戒）、新規陽性者のうちの高齢者は19・７人（警戒）となっている。
　昨年10月21日から２月20日までの陽性者は１９７７０人となった。70代以上の割合は17・９％。感染経路不明者は42・４％。
　この期間の重症、中等症の患者の割合は11・６％。死者は１人増えて５０２人となった。
　20日現在の入院は３８６人、入院調整は９人、軽症か無症状の人向けの施設入所は82人、自宅療養は４０４人。
【山田一晶】