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設楽町のスーパー「マルツ」が田口塩鶏の販売を開始

「田口塩鶏」を手にする近藤店長=設楽町田口で
「田口塩鶏」を手にする近藤店長=設楽町田口で
マルツ店内にある味付け肉コーナー(左がみそ味、右がしょうゆ味)
マルツ店内にある味付け肉コーナー(左がみそ味、右がしょうゆ味)

 加工肉を漬け込んだ「味付け肉」の文化を広めようと、設楽町田口の食品スーパー「マルツ」(近藤正明社長)は、塩だれに漬け込んだ「田口塩鶏」(冷凍)の販売を始めた。町内の名倉、津具の業者がそれぞれの味で味付け肉を作っていることから、本店の近藤友樹店長(40)が「町の中心部の田口でも」と商品開発した。
 名倉地区の「焼肉まるきん」(東納庫)が「みそ味」、津具地区の「栄屋」(津具茶臼山)が「しょうゆ味」をそれぞれ加工品として作っている。近藤店長は両店と取引するうちに名古屋や豊田市内からも買い求める人がいることに着目し、「田口でも作れないか」と開発を目指した。
 他の2カ所にはない「塩味」にし、塩こうじ、沖縄の塩「シママース」、貝柱のだし、しょうがを加えてたれを作った。使う肉にもこだわり、地元「奥三河チキンファーム」の鶏を使用、「親鶏」「若鶏」の2種類を完成させた。
 普段から町おこしに取り組む近藤さんの仲間が試食に協力したほか、製造過程では「まるきん」「栄屋」も快くアドバイスをくれたという。「SNSで開発状況を知らせると、先輩業者が励ましてくれてうれしかった。同志として一緒になって味付け肉を盛り上げていきたい」と近藤さん。
 1袋300㌘入り。値段は598円(税別)。解凍して焼くだけの手軽さで、塩味が効いた深い味わいがあり、特に親鶏は砂肝のような歯ごたえが楽しめる。近藤さんは「強めではなく中や弱めの火でじっくり焼くのも良い。キャンプのお供や、田口内の飲食店で提供してブランド力を高めていきたい。町内でも地域によって違う味がそれぞれあることを知ってもらえたら」と話している。
【安藤聡】

 加工肉を漬け込んだ「味付け肉」の文化を広めようと、設楽町田口の食品スーパー「マルツ」(近藤正明社長)は、塩だれに漬け込んだ「田口塩鶏」(冷凍)の販売を始めた。町内の名倉、津具の業者がそれぞれの味で味付け肉を作っていることから、本店の近藤友樹店長(40)が「町の中心部の田口でも」と商品開発した。
 名倉地区の「焼肉まるきん」(東納庫)が「みそ味」、津具地区の「栄屋」(津具茶臼山)が「しょうゆ味」をそれぞれ加工品として作っている。近藤店長は両店と取引するうちに名古屋や豊田市内からも買い求める人がいることに着目し、「田口でも作れないか」と開発を目指した。
 他の2カ所にはない「塩味」にし、塩こうじ、沖縄の塩「シママース」、貝柱のだし、しょうがを加えてたれを作った。使う肉にもこだわり、地元「奥三河チキンファーム」の鶏を使用、「親鶏」「若鶏」の2種類を完成させた。
 普段から町おこしに取り組む近藤さんの仲間が試食に協力したほか、製造過程では「まるきん」「栄屋」も快くアドバイスをくれたという。「SNSで開発状況を知らせると、先輩業者が励ましてくれてうれしかった。同志として一緒になって味付け肉を盛り上げていきたい」と近藤さん。
 1袋300㌘入り。値段は598円(税別)。解凍して焼くだけの手軽さで、塩味が効いた深い味わいがあり、特に親鶏は砂肝のような歯ごたえが楽しめる。近藤さんは「強めではなく中や弱めの火でじっくり焼くのも良い。キャンプのお供や、田口内の飲食店で提供してブランド力を高めていきたい。町内でも地域によって違う味がそれぞれあることを知ってもらえたら」と話している。
【安藤聡】

「田口塩鶏」を手にする近藤店長=設楽町田口で
「田口塩鶏」を手にする近藤店長=設楽町田口で
マルツ店内にある味付け肉コーナー(左がみそ味、右がしょうゆ味)
マルツ店内にある味付け肉コーナー(左がみそ味、右がしょうゆ味)

カテゴリー:社会・経済

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