県広報コンで豊橋、蒲郡両市が特選

　県は16日、２０２０年度県広報コンクールの入賞作品を発表した。
　県内市町村の広報技術の向上を図るのが狙い。２００４年度から実施している。
　今年度は、広報紙・市部19点、同・町村部６点、ウェブサイト・市部８点、同町村部３点、広報写真・１枚写真47点、同・組み写真25点、映像14点、広報企画８点の計１３０点の応募があり、審査会による審査の結果、25点が入賞した。
　東三河では、広報写真・組み写真の部で豊橋市の「広報とよはし」11月号、広報企画の部で蒲郡市の「ゾッキを通じて蒲郡を全国に」の２点がそれぞれ特選に選ばれたのをはじめ、５点が入賞した。
　また、入賞作品の中から広報紙・市部特選の「広報みよし」８月号（みよし市）▽同・町村部特選の「広報ひがしうら」１２月１日号（東浦町）▽ウェブサイト市部特選の「大府市ウェブサイト」（大府市）▽同入選の「豊橋市ウェブサイト」（豊橋市）▽同奨励賞の「長久手市ウェブサイト」（長久手市）▽同町村部特選の「蟹江町ウェブサイト」（蟹江町）▽同入選の「東浦町ウェブサイト」（東浦町）▽広報写真・１枚写真特選の「広報あんじょう」10月１日号（安城市）▽同・組み写真特選の「広報とよはし」11月号（豊橋市）▽映像特選の「ちょうど級タウン東郷町」（東郷町）▽広報企画特選の「ゾッキを通じて蒲郡を全国に」（蒲郡市）の11点を２０２１年度全国広報コンクールへの推薦作品にした。
　豊橋市広報広聴課の堀江幸子課長は、「吉田文楽保存会と豊橋素人歌舞伎保存会の協力で、いい写真が撮れた。読者も一緒に参加したくなり、活動をイメージしやすく興味を引く写真の配置を心掛けた」と受賞の喜びを語った。
　また、蒲郡市観光商工課シティセールス推進室の来本晃彩さんは「官民と一体とやってきたシティーセールスへのゾッキの支援が表彰されたと思います。商工会、民間のプロジェクトなどのみなさんと一緒に頑張ってきたことが評価されて嬉しいです」と話した。
　特選以外の東三河の入賞作品は次の通り。
　広報紙・市部入選＝「広報とよかわ」８月号（豊川市）▽同奨励賞＝「広報しんしろ『ほのか』」９月号（新城市）▽ウェブサイト・市部入選＝豊橋市ウェブサイト（豊橋市）
（後藤康之）