コロナ新規陽性者 県内144人、豊橋は2人

　県は８日、新型コロナウイルスの陽性者が新たに１４４人確認された、と発表した。内訳は県所属５３人、名古屋市５７人、豊橋市２人、岡崎市９人、一宮市１２人、豊田市１１人。前日の１８８人より４４人減ったが、依然、１００人超の高い数値で、大村秀章知事は「傾向的には増加しており、２月上旬の厳しい状況」と述べ、引き続き感染防止に全力を挙げるよう呼び掛けた。
　豊橋市が発表した２人は20代男性と70代男性。いずれも感染経路不明という。
　また、７日は１８８人（県所管６１人、名古屋市１０３人、豊橋市３人、岡崎市５人、一宮市２人、豊田市１４人）で、指標地なる過去７日間の数値は新規陽性者１１５・０人、入院患者数２６１・４人、陽性率２・８％、重症者数８・６人、新規陽性者のうちの高齢者数１１・４人となった。
　第３波の重症化しやすい高齢者の割合は１８・１％、感染経路不明の割合は４２・１％。重症・中等症の割合は１１・７％で、多くの人は軽症または無症状。
　７日時点の県内患者１１１０人のうち、入院は２６１人、宿泊良義説入所２３３人、入院調整０人、自宅療養４２８人、調整中１８８人。１０月２１日以降の退院等は２万１２９２人となった。
（後藤康之）