フェニックス、ホーム豊橋で新潟戦

　プロバスケットボールの三遠ネオフェニックスは１、２日、ホーム豊橋市総合体育館で新潟アルビレックスＢＢと１勝１敗で星を分けた。延長戦に突入した初日は87－90と攻め切れなかったが、２日目は巻き返して85－75で勝利した。
　初日は第１クオーター（Ｑ）こそ優勢に立ったが、第２Ｑ以降は失速。最終Ｑ終了間際にジョシュ・チルドレスが３点シュートで同点とし、延長戦に持ち込んだが、ファウルが連続するなどして勝機を逃した。「全力で戦うだけ」と臨んだ２日目は、一時最大約20点差で突き放す試合展開を見せた。
　１日、同じＢ１中地区の川崎ブレイブサンダースが優勝を決めた。今後は、チャンピオンシップ出場に向けて中地区２位を死守するため、負けられない戦いが続く。藤田弘輝ヘッドコーチは「残り11試合、チームは全力で戦っていく。プレーオフに向けてまだまだ厳しい戦いが続く」と気を引き締めた。（千葉敬也）