文字の大きさ

豊根の成り立ち 電子紙芝居で紹介

制作メンバーと伊藤村長ら=豊根村役場で
制作メンバーと伊藤村長ら=豊根村役場で
電子紙芝居の一コマ
電子紙芝居の一コマ

 豊根村の成り立ちを描いた電子紙芝居「カラクリBOOKS『古里の想い』」が完成し、9日、伊藤実村長にお披露目された。村は子どもたちへの学習教材として活用する。
 制作したのは県内の偉人を題材に、電子紙芝居を作っている西尾市のデザイナー筒井潔さん(53)と愛知工科大学(蒲郡市)の学生10人。時代考証は村教育委員会や郷土史に詳しい村民が務めた。
 地元木材を使った木地師の活躍、移住した炭焼き職人の仕事ぶり、木の伐採による林業発展、県軍馬飼育場、ダム工事、茶臼山高原を中心とした観光を、絵とナレーションで紹介する。最後に茶臼山が「村の将来を楽しみに見守っているよ」と語りかける。
 タブレット端末用のアプリケーションで、画面に触れると木地師が作ったおわんが飛んだり、炭焼き窯から煙が出たりするなどの演出もある。
 伊藤村長は「ふるさとに愛着を持ってもらうのに良い教材。子どもたちに見てもらい、ずっと語り継いでほしい」と話した。
 愛知工科大プログラミング部の石川拓磨部長(22)は「動きの表現が難しかった」と振り返った。
 カラクリBOOKSシリーズは吉良町(現西尾市)での制作を皮切りにこれで23作目。東三河では18年に長篠・設楽原の戦いで伝令役を務めた新城市の鈴木金七郎を取り上げている。
 シリーズはアップルストアとグーグルプレイで無料ダウンロードできる。
【安藤聡】

 豊根村の成り立ちを描いた電子紙芝居「カラクリBOOKS『古里の想い』」が完成し、9日、伊藤実村長にお披露目された。村は子どもたちへの学習教材として活用する。
 制作したのは県内の偉人を題材に、電子紙芝居を作っている西尾市のデザイナー筒井潔さん(53)と愛知工科大学(蒲郡市)の学生10人。時代考証は村教育委員会や郷土史に詳しい村民が務めた。
 地元木材を使った木地師の活躍、移住した炭焼き職人の仕事ぶり、木の伐採による林業発展、県軍馬飼育場、ダム工事、茶臼山高原を中心とした観光を、絵とナレーションで紹介する。最後に茶臼山が「村の将来を楽しみに見守っているよ」と語りかける。
 タブレット端末用のアプリケーションで、画面に触れると木地師が作ったおわんが飛んだり、炭焼き窯から煙が出たりするなどの演出もある。
 伊藤村長は「ふるさとに愛着を持ってもらうのに良い教材。子どもたちに見てもらい、ずっと語り継いでほしい」と話した。
 愛知工科大プログラミング部の石川拓磨部長(22)は「動きの表現が難しかった」と振り返った。
 カラクリBOOKSシリーズは吉良町(現西尾市)での制作を皮切りにこれで23作目。東三河では18年に長篠・設楽原の戦いで伝令役を務めた新城市の鈴木金七郎を取り上げている。
 シリーズはアップルストアとグーグルプレイで無料ダウンロードできる。
【安藤聡】

制作メンバーと伊藤村長ら=豊根村役場で
制作メンバーと伊藤村長ら=豊根村役場で
電子紙芝居の一コマ
電子紙芝居の一コマ

カテゴリー:社会・経済 / 地域・教育

 PR

PR