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蒲郡のラグナマリーナに県水難救済会の救難所設置

三河湾東部地区救難所の荒井所長㊨ら=蒲郡市海陽町で
三河湾東部地区救難所の荒井所長㊨ら=蒲郡市海陽町で

 三河湾の東三河沿岸部をエリアとする救助ボランティア組織が今月発足し、蒲郡市海陽町のラグナマリーナ内に「三河湾東部地区救難所」が設けられた。湾内の浅瀬などで起きた水難事故現場に急行し、救助活動などを行っていく。
 水難救済ボランティアの愛知県水難救済会(吉川修一会長)が組織の拡充を目指して設置した。ラグナマリーナ事業部長の荒井敦さん(55)を所長に、同社従業員や周辺ヨットハーバー従業員ら約20人が救助員となった。同マリーナの所有艇1隻を兼用の救助艇に活動していく。三河海上保安署の巡視艇が到着するまでに現地へ駆けつけ、救命や救助活動に期待がかかる。
 この日、同マリーナで委嘱式が行われ、吉川会長が荒井さんに委嘱状を手渡した。同席した第四管区海上保安本部救難課の惣坊正課長は「より迅速な活動で救命率の向上が期待される」と激励した。
 荒井所長は「本当は助けることがないようにしていかないと」と話し、「海は楽しさだけでなく怖さもあることから啓発活動にも力を入れていきたい」と意気込みを語った。
 県水難救済会によると、県内の救難所はこれで6カ所目。三河湾では蒲郡市竹島町に設けられているが三河大島周辺とエリアが限られていた。
(安藤聡)

 三河湾の東三河沿岸部をエリアとする救助ボランティア組織が今月発足し、蒲郡市海陽町のラグナマリーナ内に「三河湾東部地区救難所」が設けられた。湾内の浅瀬などで起きた水難事故現場に急行し、救助活動などを行っていく。
 水難救済ボランティアの愛知県水難救済会(吉川修一会長)が組織の拡充を目指して設置した。ラグナマリーナ事業部長の荒井敦さん(55)を所長に、同社従業員や周辺ヨットハーバー従業員ら約20人が救助員となった。同マリーナの所有艇1隻を兼用の救助艇に活動していく。三河海上保安署の巡視艇が到着するまでに現地へ駆けつけ、救命や救助活動に期待がかかる。
 この日、同マリーナで委嘱式が行われ、吉川会長が荒井さんに委嘱状を手渡した。同席した第四管区海上保安本部救難課の惣坊正課長は「より迅速な活動で救命率の向上が期待される」と激励した。
 荒井所長は「本当は助けることがないようにしていかないと」と話し、「海は楽しさだけでなく怖さもあることから啓発活動にも力を入れていきたい」と意気込みを語った。
 県水難救済会によると、県内の救難所はこれで6カ所目。三河湾では蒲郡市竹島町に設けられているが三河大島周辺とエリアが限られていた。
(安藤聡)

三河湾東部地区救難所の荒井所長㊨ら=蒲郡市海陽町で
三河湾東部地区救難所の荒井所長㊨ら=蒲郡市海陽町で

カテゴリー:社会・経済

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