コロナ新規陽性者 県内2141人、豊橋111人

　県は26日、２１４１人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。再感染３人含む。初めて２０００人を超え、過去最多。９日連続で１０００人超となっており「感染爆発」の様相が続く。県内は27日から緊急事態宣言の対象となる。
　２１４１人の管轄保健所別内訳は、県管轄が８１５人、名古屋市が９４３人（再感染２）、豊橋市が１１１人、岡崎市が１１９人、一宮市が69人、豊田市が84人（同１）。豊橋市は初めて１００人を超えて過去最多。
　一方、25日に陽性となった１８１５人の地域別内訳は東三河は豊橋市が88人（10歳未満男児３、10歳未満女児５、10代男性８、10代女性７、20代男性16、20代女性10、30代男性10、30代女性７、40代男性６、40代女性５、50代男女各３、60代男性３、60代女性１、70代男性１）▽豊川市が54人（10歳未満男女各３、10代女性４、20代男性14、20代女性６、30代男性３、30代女性４、40代男性４、40代女性６、50代男性１、50代女性３、60代男性２、70代男性１）▽蒲郡市が21人（10歳未満男児２、10代男女各１、20代男性４、20代女性１、30代男女各１、40代男性２、40代女性１、50代女性１、60代男女各２、70代女性１、80代男性１）▽新城市が７人（10歳未満女児１、10代男女各１、20代女性１、30代男女各１、50代男性１）▽田原市が10人（20代男性３、30代男性１、20代男性２、50代男女各１、60代男女各１）－だった。東三河の陽性者計１８０人中、感染経路不明は98人。
　７日間の平均値で示す県の指標によると、新規陽性者は１３８２・４人、陽性率は12・６％、入院患者は６８１・０人、入院患者のうち重症者は37・７人、新規陽性者のうちの高齢者は31・４人。重症者と高齢者が「厳重警戒」にとどまっている。
　25日現在の確保病床入院は７２３人、入院調整は６人、施設入所は３９３人、自宅療養は初めて１万人を超えて１万３９４人となった。
【山田一晶】