「映える」とげとげバウムクーヘン人気

　豊橋市佐藤２の「とげとげバウムクーヘン専門店みじょか」の商品が、インスタ映えすると話題を呼んでいる。地元だけでなく浜松や西三河からもやってくる。
　洋食店などで料理人をしていた鈴木啓悟さん（40）が、バウムクーヘンを食べられるカフェを開きたいと今年８月、自宅１階を改装した。店名は長崎・五島列島の方言で「かわいい」の意。
　ここのバウムクーヘンの特徴は形にある。通常は円柱型だが、周囲にいくつものとげが出ている。焼く際に、機械の回転を早くして、遠心力で生地にとげをつくる。この部分がカリッとした食感になり、香ばしさが堪能できる。見た目のインパクトもあり話題になった。生地もこだわり、添加物や乳化剤を使わず、油分はバターのみにした。
　直径17㌢。４㌢幅は１４５８円、20㌢幅は６３７２円、30㌢幅は８９６４円。イートインの喫茶メニューは、ハニークリームチーズ（１７４９円）、カスタードブリュレ（１８１５円）などがある。価格は税込み。
　鈴木さんは「今後は店内にキッズスペースをつくり、親子で楽しめる店にしたい」と話す。午前10時～午後５時、木曜定休。問い合わせは「みじょか」（０５３２・22・８６４７）へ。
【竹下貴信】