「設楽の山城デジタルスタンプラリー」始まる

　設楽町内に残る城跡を巡る「設楽の山城デジタルスタンプラリー」（町観光協会主催）が始まった。城跡７カ所に配置したＱＲコードをスマートフォンやタブレット端末で読み込むと各城でスタンプが押される。全城を制覇すると「山城攻略賞」への応募権が得られる。抽選で10人に蓬莱泉の特別純米酒をプレゼントする。12月28日まで。
　観光客を増やそうと協会が企画。町内には南北朝時代から戦国時代にかけての城跡が10カ所ある。今年３月には「御城印」を発売したほか、各城跡の縄張り図看板や道標を整備した。郷土館隣の道の駅「したら」で各城跡のリーフレットを配る人が増えている。
　対象は「長江城」（長江）▽「田峯城」（田峯）▽「岩古谷城」（荒尾）▽「田内城」（田内）▽「清水城」（西納庫）▽「寺脇城」（東納庫）▽「津具城」（津具）－の各城。
　城の縄張り図看板にＱＲコードを配置。読み込むと、その城の御城印スタンプが押される。全７城を制覇した後に観光協会事務所（道の駅「したら」２階）で町マスコットキャラクター「とましーなちゃん」のスタンプを押してもらうと「山城攻略賞」への応募が可能となる。
　抽選で10人に「設楽の山城」のラベルを貼った蓬莱泉の特別純米酒が当たる。また城跡１カ所と「とましーな」スタンプで参加賞「設楽の山城」オリジナル割り箸をプレゼントする。
　問い合わせは設楽町観光協会（０５３６・62・１０００、平日のみ）へ。

限定御城印付き宿泊プランも

　町内では「限定御城印つき宿泊プラン」を12月28日まで提供する。予約すると手描きイラスト入りの御城印がプレゼントされる。
　対象施設は「秀山荘」「芳泉荘」「豊川市野外センターきららの里」「中野屋旅館『翠夢荘』」「奥三河総合センター」「設楽山荘」「ペンションみるく」「みのや旅館」「ペンショングリーンメッセージ」「笑顔の宿まほろば」「道の駅つぐ高原グリーンパーク」。
【安藤聡】