豊橋で豊障連さくらピア文化祭

　豊橋市障害者福祉会館「さくらピア」３階大会議室で、館の利用者らの作品約２００点を展示する「豊障連さくらピア文化祭」が開かれている。連日、来館者が仲間の作品を楽しんでいる。21日まで。
　豊橋障害者（児）団体連合協議会（豊障連）の主催。文化祭では毎年、利用団体や館内での文化活動などに励む人たちが、日頃の活動の成果をステージ発表や展示で披露している。昨年から「３密」を防ぐとともに多くの人に見てもらおうと、１日だけだった展示会を６日間に変更している。昨年に続きステージ発表は中止した。
　豊障連各団体や館内の文化教室、サークルによる革工芸やパステル画、書道や己書、さをり織り、七宝焼き、陶芸、寄せ植え、写真、折り紙など、見応えある作品が会場を埋める。地元施設によるパンなど自主製品を販売する日もある。「次回、コロナが落ち着いていたらステージ発表もしたい。日替わりで見に来られる人も多いので、展示はこのまま６日間開くことも考えたい」と職員らは話す。
【田中博子】