豊川の下長山水土里会 レンゲ畑に園児招待

　豊川市下長山町の国道１５１号天王下交差点近くの畑で今年もレンゲの花が満開となり、20日に地元の下長山保育園（石上淳子園長）の年中・年長園児85人が招待された。
　地元の農家や老人クラブのメンバーからなる下長山水土里（みどり）会（石黒規吉会長）による恒例事業で、毎年10月頃にメンバーが農地保全や景観美化などの目的で種をまいており、今年でちょうど10年目を迎えた。
　園児らは濃いピンクの花が咲くレンゲ畑に寝転がったり、手にしたビニール袋に摘んだ花を集めたり、髪飾りを作るなどして楽しんでいた。
　25日には豊川幼稚園、来月１日には豊川東幼稚園の園児らも招待する予定。事業を継続するにあたり、市への補助金申請も検討しており、石黒会長（82）は「子どもたちが毎年期待してくれているからね」と笑顔で話した。
（由本裕貴）