県内のコロナ新規陽性者5267人 豊橋は363人

　県は28日、５２６７人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。再陽性71人を含む。２日連続で５０００人を超えた。豊橋市は３６３人（再陽性３）で、過去最多を更新した。また、新たなクラスター（感染者集団）が発生したという。
　５２６７人の内訳は、名古屋市が２４１６人（同52）、岡崎市が２５２人、一宮市が１３８人（同１）、豊田市が２０６人（同４）、その他が１８９２人（同11）となっている。
　昨年12月28日から始まる第６波の70代以上の高齢者は２３３２人で５・５％（第５波は３・５％）、感染経路不明は52・７％（第５波は48・８％）となった。ただ、重症・中等症の割合は１・１％（第５波は５・０％）にとどまっている。
　一方、27日に陽性と発表された５１６０人の地域別内訳は、東三河は豊橋市の２７１人のほかに、豊川市が10歳未満から90代の１２９人、蒲郡市が10歳未満から80代の34人、新城市が10歳未満から60代の27人、田原市が10歳未満から70代の32人だった。
　７日間の平均値で示す県の指標によると、入院患者は３７０・０人、新規陽性者は３６７５・９人、入院患者のうち重症者は３・４人、新規陽性者のうちの高齢者は２３５・３人、陽性率は18・６％。
　27日現在の確保病床入院は４８３人（厳重警戒）、入院調整は４人、施設入所は６８０人、自宅療養は２万４６９３人。
【山田一晶】