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広田氏と竹上氏が初当選 県議補選 豊橋市選挙区

当選を確実とした広田氏
当選を確実とした広田氏
初当選に喜ぶ竹上氏
初当選に喜ぶ竹上氏

 議員辞職に伴う県議会豊橋市選挙区補選は6日に投票開票された。改選数2に3人が立候補し、元市議で無所属新人の広田勉氏(52)=連合愛知推薦=と、元中学校教員で減税新人の竹上裕子氏(61)がともに初当選した。任期は2023年4月29日まで。
 20年10月に浅井由崇氏が市長選立候補で、昨年12月に荻原宏悦氏(公明)が一身上の理由で辞職した結果、欠員2となり、補欠選挙になった。
 広田氏は豊橋鉄道労働組合出身。市議4期14年間の実績を訴え、浅井市長の後継候補としてもアピールした。地元の富士見台地区を中心に、労働組合員らの支援で着実に支持層を広げた。
 得意分野の人材育成や公共交通政策、物流などで広域連携の必要性を主張。浅井市長が掲げる施策との親和性を効果的にアピールした。
 竹上氏は告示2日前に出馬表明。党代表で名古屋市の河村たかし市長らが連日応援に入り、知名度を生かした運動で準備不足を補った。
 自身も新型コロナウイルス禍で疲弊する学校教育と中小企業支援策などを掲げた。疲弊する児童生徒や教職員らにソーシャルワーカーを導入して心のケアを施す必要性などを訴えた。
 一方、共産元職の下奥奈歩氏(34)は昨年暮れに他の候補者に先駆けて立候補表明。若者や女性に向けた施策で新たな支持拡大を図った。
 党幹部や国会議員らが相次いで応援に駆け付けるなど、挙党体制で挑んだが、補選に対する有権者の関心が薄く、鍵を握る支持基盤の党員票も結果的に伸び悩む格好となった。
【加藤広宣】

 議員辞職に伴う県議会豊橋市選挙区補選は6日に投票開票された。改選数2に3人が立候補し、元市議で無所属新人の広田勉氏(52)=連合愛知推薦=と、元中学校教員で減税新人の竹上裕子氏(61)がともに初当選した。任期は2023年4月29日まで。
 20年10月に浅井由崇氏が市長選立候補で、昨年12月に荻原宏悦氏(公明)が一身上の理由で辞職した結果、欠員2となり、補欠選挙になった。
 広田氏は豊橋鉄道労働組合出身。市議4期14年間の実績を訴え、浅井市長の後継候補としてもアピールした。地元の富士見台地区を中心に、労働組合員らの支援で着実に支持層を広げた。
 得意分野の人材育成や公共交通政策、物流などで広域連携の必要性を主張。浅井市長が掲げる施策との親和性を効果的にアピールした。
 竹上氏は告示2日前に出馬表明。党代表で名古屋市の河村たかし市長らが連日応援に入り、知名度を生かした運動で準備不足を補った。
 自身も新型コロナウイルス禍で疲弊する学校教育と中小企業支援策などを掲げた。疲弊する児童生徒や教職員らにソーシャルワーカーを導入して心のケアを施す必要性などを訴えた。
 一方、共産元職の下奥奈歩氏(34)は昨年暮れに他の候補者に先駆けて立候補表明。若者や女性に向けた施策で新たな支持拡大を図った。
 党幹部や国会議員らが相次いで応援に駆け付けるなど、挙党体制で挑んだが、補選に対する有権者の関心が薄く、鍵を握る支持基盤の党員票も結果的に伸び悩む格好となった。
【加藤広宣】

当選を確実とした広田氏
当選を確実とした広田氏
初当選に喜ぶ竹上氏
初当選に喜ぶ竹上氏

カテゴリー:政治・行政

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