「ワフィト」の旗艦店が豊橋にオープン

　東三河産の植物を取り入れたトータルライフケアブランド「Ｗａｐｈｙｔｏ（ワフィト）」のフラッグシップショップ（旗艦店）が、豊橋市駅前大通２の「ｅｍＣＡＭＰＵＳ（エムキャンパス）」１階にオープンした。
　東三河の農家が無農薬栽培で育てた「桑・菊・ゴツコラ・スギナ・ヨモギ」の和のハーブ５種を取り入れ、スキンケアからデリケートゾーンケアまで、幅広いカテゴリーの商品を用意する。２０２０年９月に誕生。中目黒の旗艦店をはじめ、伊勢丹新宿店、日本橋高島屋などに出店しているほか、世界17カ国で展開している。
　店は約50平方㍍で歩道沿いにある。ガラス張りのおしゃれな雰囲気。スキンケア、デリケートゾーンケア、ヘアケア、ボディケア、ベビーケアの全31種の商品が並ぶ。フィトテラピー（植物療法）の知識を持ったビューティーカウンセラーが、「飲む」「塗る」「香る」の三つのアプローチで、一人ひとりにあったアイテムでケア方法を提案する。また薬草について学べる「フィトテラピーセミナー」をｅｍＣＡＭＰＵＳで不定期開講する。
　ワフィトは、豊橋市出身の森田敦子さんが代表を務める「サンルイ・インターナッショナル」（東京都目黒区）と、自動車部品製造「武蔵精密工業」（豊橋市植田町）が出資して設立。武蔵精密の新事業の一つでもある。森田さんが代表を務める。
　森田さんはフランスで薬草について学び、日本で20年以上にわたって植物療法の普及に努めている。東三河の土壌の良さに着目し商品開発を進めた。
　森田さんは「東三河の農家の皆さんと協力し、材料作りからこだわった商品。肌のうるおいだけでなく、インナーケアは免疫力を高めるなどの効果も期待できます。これら商品を通して女性を元気にしたい」と話す。
　午前11時～午後８時、月曜定休。問い合わせはワフィト豊橋店（０５３２・21・５４７７）へ。
【竹下貴信】