新城の長篠合戦のぼりまつり「戦没者慰霊法要」
第57回長篠合戦のぼりまつり(まつり奉賛会主催)の戦没者慰霊法要が5日、新城市の長篠城址(じょうし)で営まれた。400年以上前に戦死した将士を悼み、地元鉄砲隊による礼射披露もあった。新型コロナウイルス禍の影響で合戦行列や出店などイベントは中止した。
1575(天正3)年5月にあった長篠城をめぐる攻防で亡くなった武田勝頼軍と織田信長・徳川家康連合軍の将士の冥福を祈る。新型コロナで2020年からイベントは中止になっている。
慰霊祭は関係者のみで毎年営む。今年は会場に両軍ののぼり旗約30本を掲げたほか、長篠・設楽原鉄砲隊の実演、長篠陣太鼓の演奏を加えた。
下江洋行市長は「ロシアによるウクライナ侵攻が起きた。今後も平和であることが尊いと思える機会にしたい」とあいさつした。
武田家と家臣の子孫でつくる「武田家旧温会」副会長の石垣純二さん(春日井市)は「本来ならば子孫である私たちが積極的に携わらなければならない中、毎年開催してくれてありがたい」と運営に感謝した。
奉賛会会長の原田隆行さんは、合戦から450年の節目が3年後に迎えることを見据え「会場での密集度やシャトルバスなどを考えてイベントを中止した。今後は開催方法を工夫したい」と述べた。
【安藤聡】
第57回長篠合戦のぼりまつり(まつり奉賛会主催)の戦没者慰霊法要が5日、新城市の長篠城址(じょうし)で営まれた。400年以上前に戦死した将士を悼み、地元鉄砲隊による礼射披露もあった。新型コロナウイルス禍の影響で合戦行列や出店などイベントは中止した。
1575(天正3)年5月にあった長篠城をめぐる攻防で亡くなった武田勝頼軍と織田信長・徳川家康連合軍の将士の冥福を祈る。新型コロナで2020年からイベントは中止になっている。
慰霊祭は関係者のみで毎年営む。今年は会場に両軍ののぼり旗約30本を掲げたほか、長篠・設楽原鉄砲隊の実演、長篠陣太鼓の演奏を加えた。
下江洋行市長は「ロシアによるウクライナ侵攻が起きた。今後も平和であることが尊いと思える機会にしたい」とあいさつした。
武田家と家臣の子孫でつくる「武田家旧温会」副会長の石垣純二さん(春日井市)は「本来ならば子孫である私たちが積極的に携わらなければならない中、毎年開催してくれてありがたい」と運営に感謝した。
奉賛会会長の原田隆行さんは、合戦から450年の節目が3年後に迎えることを見据え「会場での密集度やシャトルバスなどを考えてイベントを中止した。今後は開催方法を工夫したい」と述べた。
【安藤聡】