けんか凧大会に出場 意気込む子どもたち
21日から2日間「田原凧まつり」
「田原凧(たこ)まつり」が21~22日、田原市豊島町の市中央公園周辺で開かれる。3年ぶりとなるけんか凧大会には熟練の凧師のほか、地域の子どもに田原凧を教える「凧の学校はやぶさ」の生徒も出場する。大会への意気込みを聞いた。
けんか凧は空中で凧糸を絡ませて切り合う伝統の遊び。揚げ手の技量で自在に動ける田原凧の特性を生かしている。凧を自在に操るためにはさまざまなテクニックやコツがあり、生徒らは大会に向け練習に励む。
水野陽日樹さん(田原中2)は凧師で祖父の鳥井賢次さんに教わり、幼稚園の頃から田原凧に親しむ熟練者。けんか凧大会には過去2回出場した。「今回はベスト3入りを目指す。いずれは優勝して、おじいさんの夢をかなえてあげたい」と抱負を語った。鳥井さんは「娘、孫と凧遊びに親しんでくれて、こんなにうれしいことはない」と笑顔で話した。
立岩千宙さん(成章高2)は田原中部小時代から凧をたしなむ。中学の時は週1ペースで遊んだが、高校に入ってからは部活が忙しく、大会も3年ぶり。部活の合間に練習し、勘を取り戻している最中だ。「練習を重ねてブランクも取れてきたと思う。優勝目指して頑張りたい」と話した。
けんか凧大会は22日で、雨天の場合29日に延期。試合は午前9時頃から繰り広げられ、田原凧が独特のうなりを上げながら空を舞う姿が見られる。
【岸侑輝】
21日から2日間「田原凧まつり」
「田原凧(たこ)まつり」が21~22日、田原市豊島町の市中央公園周辺で開かれる。3年ぶりとなるけんか凧大会には熟練の凧師のほか、地域の子どもに田原凧を教える「凧の学校はやぶさ」の生徒も出場する。大会への意気込みを聞いた。
けんか凧は空中で凧糸を絡ませて切り合う伝統の遊び。揚げ手の技量で自在に動ける田原凧の特性を生かしている。凧を自在に操るためにはさまざまなテクニックやコツがあり、生徒らは大会に向け練習に励む。
水野陽日樹さん(田原中2)は凧師で祖父の鳥井賢次さんに教わり、幼稚園の頃から田原凧に親しむ熟練者。けんか凧大会には過去2回出場した。「今回はベスト3入りを目指す。いずれは優勝して、おじいさんの夢をかなえてあげたい」と抱負を語った。鳥井さんは「娘、孫と凧遊びに親しんでくれて、こんなにうれしいことはない」と笑顔で話した。
立岩千宙さん(成章高2)は田原中部小時代から凧をたしなむ。中学の時は週1ペースで遊んだが、高校に入ってからは部活が忙しく、大会も3年ぶり。部活の合間に練習し、勘を取り戻している最中だ。「練習を重ねてブランクも取れてきたと思う。優勝目指して頑張りたい」と話した。
けんか凧大会は22日で、雨天の場合29日に延期。試合は午前9時頃から繰り広げられ、田原凧が独特のうなりを上げながら空を舞う姿が見られる。
【岸侑輝】