豊橋の男性が配信する鉄道動画が人気

　豊橋市の男性が、動画投稿サイト「ＹｏｕＴｕｂｅ」で、鉄道に関する動画を定期的に配信している。人気の目安となるチャンネル登録者数は約４万人。「しろはんどチャンネル豊橋」を運営する男性が東愛知新聞を訪れ、鉄道の魅力を語った。
　－なぜ「しろはんどチャンネル豊橋」という名前にしたんですか？
　◆普段から白い手袋をしているので、それをシンボルにしようと思いました。豊橋については、私が住んでいること、豊橋と入れれば豊橋の人が登録してくれるかなという思いからです。
　－１万人を超える登録者数ですらほとんど見たことがないのに３万７５００人。一番再生回数が多い動画は70万回超。すごいですね。
　◆３年前から始めました。私は鉄道が大好きで、全国各地を鉄道で巡っています。週１本から２本程度、鉄道の動画を出し続けています。
　－具体的にはどんな動画なんですか？
　◆皆さまが感じる素朴な疑問に答える動画も用意しています。豊橋の話でいえば、豊橋市のＪＲ下地駅と豊川市の名鉄小田渕駅は、歩くとおよそ40分。電車で行くと、ＪＲ飯田線で下地から豊橋へ。そして名鉄の急行で伊奈まで行き普通に乗り換えて小田渕に到着。これは大体同じ時間がかかるので、実際に電車と徒歩でどちらが先に到着するかを検証しました。１年前に公開したこの動画の再生回数は４万５０００回を超えています。
　－普段利用する人が感じる素朴な疑問ですね。
　◆豊橋と名古屋間は、名鉄とＪＲどちらが早いか。これは多くの利用者が明らかにしたいことの一つだと思います。また、蒲郡と名古屋は、圧倒的にＪＲが早く着きますが、実際にどれくらい差がつくのか。私のチャンネルでは、私が実際に乗って撮影した二つの映像を同時に見られるようにしてあります。長年の疑問の解決につながるかもしれません。
　－鉄道ファンに限らず楽しめるコンテンツがいっぱいだ。私たちの日常の仕事やちょっとした旅行でもいろいろな工夫で安くいくことができる？
　◆そうですね。「青春18きっぷ」などもうまく使えば安く遠くまで行くことができます。私は豊橋からなら西日本は「姫路までは近場だ」と思っています。いろいろな乗り方を楽しんでほしいです。私が運営する「しろはんどチャンネル豊橋」の目標は、新城市の人口である４万３０００人を超えること。チャンネル登録をお願いします。
（聞き手・関健一郎客員編集委員）