藤城建設が消防団協力事業所に 豊橋市が認定

　豊橋市花田町の藤城建設は、豊橋市から「消防団協力事業所」に認定された。21日に同社で表示証の交付式があった。
　この制度は消防団員を増やそうと２０１０年度にスタート。従業員の相当数が消防団に入団しているか、活動に協力している事業者を認定し、掲示できる表示証を交付する。同社は若手社員３人が団員になっていることから認定を受けた。市内35事業所目になる。
　同社へ小清水宏和消防長が訪れ、藤城匡昭社長に表示証を渡した。小清水消防長は「火災だけでなく、大規模災害発生時も消防団員の活動は地域を守るために重要です。協力に感謝します」と述べた。藤城社長は「働き方改革が進み、社員が休みを取りやすくなり、消防団活動がしやすい環境ができている。公共事業をする事業者として、地域貢献活動に積極的に取り組んでいきます」と話していた。
【竹下貴信】