豊橋などで映画「異動辞令は音楽隊!」完成試写会
主演は阿部寛、監督は内田英治
豊橋、豊川、蒲郡の各市で昨夏にロケがあった映画「異動辞令は音楽隊!」が26日に全国260館で封切られる。それに先立ち14日、豊橋市藤沢町の「ユナイテッド・シネマ豊橋18」と豊川市下長山町の「豊川コロナシネマワールド」で完成披露試写会があり、ロケに協力した人々が映画に見入った。
第一線で30年も刑事を務めてきた成瀬司(阿部寛)は、アポ電強盗の捜査班員。しかしコンプライアンス(法令順守)が求められる現代、部下への厳しい態度、法律を無視した捜査手法が上司に疎まれ「警察音楽隊」への異動を命じられる。子供の頃に和太鼓をたたいたことがあるから、という理由でドラム担当になった。だが、居場所を失った成瀬に手を差し伸べたのは、音楽隊のメンバーだった。家族との不仲も音楽を通じて解消に向かい、成瀬の心も落ち着いてきた頃、音楽隊が廃止の危機に。アポ電強盗も新たな展開を迎え…というヒューマンドラマ。
監督は日本アカデミー賞受賞作「ミッドナイトスワン」(2020年)の内田英治。共演は清野菜名、磯村勇斗、高杉真宙、板橋駿谷ら。119分。
内田監督によると、映像の9割を豊橋で撮影した。豊橋でのロケは3作目。「ロケはさまざまなところに迷惑をかけることがあるが、豊橋では嫌な顔をされたことがない」と話す。「食べ物もおいしい。次回作も豊橋で撮りたい」と絶賛した。浅井由崇市長は「ほとんどの場所は分かったが、種明かしをされるまでどこで撮影したのか考えるシーンもあった」と話した。
豊川市では100人が参加。ブランドの「とよかわバラ」が内田監督に贈られた。
【山田一晶】
主演は阿部寛、監督は内田英治
豊橋、豊川、蒲郡の各市で昨夏にロケがあった映画「異動辞令は音楽隊!」が26日に全国260館で封切られる。それに先立ち14日、豊橋市藤沢町の「ユナイテッド・シネマ豊橋18」と豊川市下長山町の「豊川コロナシネマワールド」で完成披露試写会があり、ロケに協力した人々が映画に見入った。
第一線で30年も刑事を務めてきた成瀬司(阿部寛)は、アポ電強盗の捜査班員。しかしコンプライアンス(法令順守)が求められる現代、部下への厳しい態度、法律を無視した捜査手法が上司に疎まれ「警察音楽隊」への異動を命じられる。子供の頃に和太鼓をたたいたことがあるから、という理由でドラム担当になった。だが、居場所を失った成瀬に手を差し伸べたのは、音楽隊のメンバーだった。家族との不仲も音楽を通じて解消に向かい、成瀬の心も落ち着いてきた頃、音楽隊が廃止の危機に。アポ電強盗も新たな展開を迎え…というヒューマンドラマ。
監督は日本アカデミー賞受賞作「ミッドナイトスワン」(2020年)の内田英治。共演は清野菜名、磯村勇斗、高杉真宙、板橋駿谷ら。119分。
内田監督によると、映像の9割を豊橋で撮影した。豊橋でのロケは3作目。「ロケはさまざまなところに迷惑をかけることがあるが、豊橋では嫌な顔をされたことがない」と話す。「食べ物もおいしい。次回作も豊橋で撮りたい」と絶賛した。浅井由崇市長は「ほとんどの場所は分かったが、種明かしをされるまでどこで撮影したのか考えるシーンもあった」と話した。
豊川市では100人が参加。ブランドの「とよかわバラ」が内田監督に贈られた。
【山田一晶】