道の駅「したら」で田峰観音霊水ドライミスト

　設楽町観光協会は、清崎の道の駅「したら」で、「田峰観音霊水」のドライミストを始めた。田峯地区にあり、遠方から大勢がくみに訪れる観音の水をＰＲしている。
　田峰観音は道の駅がある清崎の南隣に位置している。２月は国指定重要無形民俗文化財の田峯田楽と、奉納歌舞伎がある。境内近くには湧き水が出ており、浜松市から、くみに来る人がいるほど人気がある。
　７月下旬から真夏日が続いたため、来場者に涼を呼び込もうとミストを企画した。スタッフが早朝に田峰観音で水をくみ、屋外スペースに設置されたミストの水源としている。道の駅内にある観光案内所にも田峰観音の場所を問い合わせる人も多いことからＰＲを兼ねた。
　スタッフの遠山美由紀さんは「設楽町の南の玄関口にある道の駅。町内で快適に過ごしてもらおうと考えました」と説明した。
　今月末まで設置し、暑さが厳しい時に稼働する。
【安藤聡】