3年ぶり新城納涼花火大会 芝生で寝転び見物

　第53回新城納涼花火大会（市観光協会など主催）が15日夜、新城市の桜淵公園であった。３年ぶりの開催。多くの人が山あいの夜空に打ち上がる花火に見入った。
　午後７時10分にスタート。家族に向けたメッセージを添えた「思い出花火」や、スターマインなど計約２０００発が打ち上がった。
　新型コロナウイルス禍で過去２年は中止。今年は豊川（とよがわ）河川敷で集まって見る仕掛け花火と、公園グラウンドでの手筒花火は中止した。当初は13日だったが台風接近に伴い、この日に延期されていた。
　今春グランドオープンした公園左岸側の大芝生広場は、約３５０人分の有料観覧席とした。夫婦や親子が花火を楽しんだ。同市宮ノ前から妻と訪れた本田廣美さんは「芝生なので、寝転がって見ることができた。満足です」と話した。
【安藤聡】